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生徒実習課題例

音のディジタル化

異なるサンプリング周波数で録音してみよう。


科目の中の位置づけ

社会と情報(1)イ 情報のディジタル化
情報の科学(1)ア コンピュータと情報の処理


実習内容

ねらい

 同じ音を異なるレベルの標本化で録音し、再生した音の質を聞き比べる。
 サンプリング周波数を変えることにより、音質が変わること、ファイルサイズが異なることを体験する。

実習に必要な機器、材料

  • マイクが内臓か接続されているコンピュータ
  • 録音用のソフトウェア・・・Windowsに付属のサウンドレコーダー(アクセサリ→エンターテイメントのフォルダ内)
  • 音源(風鈴やトライアングルのような高い音の方が音質の違いが分りやすい。)
  • 学習プリント

学習プリント例
 学習プリント例を作成しました。
 表示するときは、ファイル名をクリックしてください。
   "otoprint.doc" Word 97-2003文書 (23KB)
 保存するときは、[ファイル]→[名前を付けて保存]をしてください。

授業プリント例
 授業用プリント、確認テスト、評価規準の例を作成しました。
   "49_onsei.doc" Word 97-2003文書 (508KB)

実習方法

  1. 音のデジタル化の仕組みについて理解する。
  2. 音を異なるサンプリング周波数(量子化は8ビット)で録音する。  サウンドレコーダの使い方
  3. ファイルのサイズを調べる。
  4. 保存したファイルを開き再生し、音質の違いを聞き比べる。  サウンドレコーダの使い方
  5. 学習プリントに気がついたことをまとめる。

発展学習

  • データのサイズを、録音時間、サンプリング周波数、量子化ビット数から計算する方法を考えて、計算してみよう。
  • 計算した結果と実際のファイルサイズに違いがある。理由を考察してみよう。
    参考
    WAVE形式のファイルフォーマット

時間配分 50分

時間配分 生徒の動き 教師の動き
15分 学習内容
  • 音のディジタル化
    • サンプリング
    • 量子化
音のディジタル化の仕組み
参考 音は、どのようにディジタル化されるの?
下記の内容から、生徒の興味関心により適宜選択して扱う。
30分 実習内容
  • 音を異なるサンプリング周波数で録音し、保存する。
  • 保存したファイルのサイズを調べる。
  • 保存したファイルを開き再生し、音質を比べる。
  • 気がついたことを、学習プリントにまとめる。
実習課題の説明

学習プリントの配布

巡回し、補足説明

5分 実習内容
  • 学習プリントの完成。提出。
  • コンピュータの終了確認。
次時の予告。
学習プリントの回収。