シミュレーション学習を通じた問題解決能力の育成 ― セルオートマトンを用いた実習を通して ― |
|
愛知県立豊田西高等学校 | 磯 部 純 一 |
教科「情報」の「問題解決とコンピュータの活用」において,「モデル化とシミュレーション」の考え方や方法の理解が求められている。そこで,現実と比較しながら,試行錯誤して解決することのよさを理解させる教材として,表計算ソフトウェアを用いて簡単に条件を変化させ視覚的にその結果を確認することができるセルオートマトンの手法を用いて,問題解決能力の育成を目指した。その結果,シミュレーションの基本的な考え方を理解させ,条件設定の重要性を気付かせることができた。 |
知識定着を図り,学ぶ楽しさを実感する生徒の育成 |
|
愛知県立一色高等学校 | 入 川 恵 |
これまで,教科「情報」の授業内容は理解できても,知識の定着が不十分であった。そこで,生徒が簡単に学習内容を振り返ることができる小テストシステムを開発し,毎時の授業で繰り返し利用させるとともに,生徒が小テストの結果を記録する取組を行った。その結果,生徒の知識の定着を促進するとともに,生徒自身が成果を確認できるようにしたことから,学ぶ楽しさを実感し,学習意欲を向上させることにつながった。 |