| 自ら進んで課題を追究する児童を育成する小学校国語科学習 -「問いづくり」と対話的活動を活用した授業実践を通して- |
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| 東浦町立生路小学校 | 岩 井 健 太 |
| 国語科の学習における物語文の読解において、学習課題を教員から与えるのではなく、児童が初発の感想を基に自分たちで「問い」をつくり、それを対話的な活動を通して読み解いていくことで、児童が主体的に課題を追究しようとするだろうと考え、本実践に取り組んだ。この実践を通して、「問いづくり」「タブレット端末の活用」「対話的活動」を手だてとして講じたことで、自分の立てた問いに対して前向きに活動を行う児童の姿が見られた。 | |
| 社 会 |
| 自己の変容を自覚し、課題解決に向けて継続的に取り組む生徒を育成する中学社会科学習 -課題設定の工夫と振り返り活動の充実を通して- |
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| 稲沢市立稲沢西中学校 | 釣 谷 直 希 |
| 本研究は、中学1年生の社会科地理的分野の学習において、自己の変容を自覚し、課題解決に向けて継続的に取り組む生徒の育成を目指して取り組んだものである。
魅力ある学習課題の設定、学習状況に応じた効果的な資料の提示、追究を促す問い、「学びの記録ワークシート」の活用、適切な振り返りの場面や視点の設定等の手だてを講じ、実践を行った。実践の成果として、単元の探究課題を常時意識し、学習の過程を整理しながら粘り強く課題解決に取り組むことができた。 |
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| 自ら学び続ける児童を育てる社会科学習指導
-「My学習計画」と「学習シート」による個別最適な学びの可視化を通して- |
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| 春日井市立春日井小学校 | 城 徹 |
| 本研究は児童が学習内容を自己選択・自己決定する「自立した学習者」の育成を目標とした。具体的には「My学習計画」による見通し、「学習シート」による学びの可視化と相互参照、終末の振り返りの三つの手だてを講じ、3単元の実践を継続した。成果として、抽出児童は社会的な見方・考え方を働かせ、自立的に学びをデザインする姿へと変容した。学級全体でも「自分で学習することが得意」という児童が7名から14名に倍増したり、8割近い児童が自分なりの学び方を確立したりするなど、個と集団の両面で手だての有効性が確認された。 | |
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「提案」と「対話」を通して社会とつながる社会科の授業づくり -社会への主体的関心を起点に、根拠ある意思決定と多様な視点を育む実践- |
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| 尾張旭市立旭中学校 | 一 瀬 健 人 |
| 本研究は、中学校社会科地理的分野において、生徒が社会的課題を自分に関わる問題をとして捉え、根拠に基づいて意思決定し、多様な視点から考える力を育成する授業の在り方を明らかにすることを目的とする。アジア州・ヨーロッパ州・アフリカ州の3単元を対象に、「提案」と「対話・合意形成」を柱とした学習活動を構想・実践する。資料を基に意見を形成し、他者と協働して考えを深める過程を通して、生徒の社会への関心や思考の変容を質的に分析・検討する。 | |
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当事者意識をもち、多面的・多角的な視点で考えることができる児童の育成 -自由進度学習の工夫と実感を伴う体験活動を通して- |
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| 長久手市立西小学校 | 中 西 裕 |
| 本研究は、自由進度学習と立場になりきる体験活動を通して、児童が社会的課題を「自分事」として捉え、多面的・多角的に考える力の育成を目指した。自由進度学習で学び方を自ら選ぶ経験は主体的な姿を促し、ロールプレイは自分事として意見を考える手助けとなった。授業では立場に応じた視点で発言する場面が増え、抽出児童にも思考の広がりが見られた。アンケートでも話し合い活動で発言することに対する自信が高まり、歴史を「考えを交流しながら学ぶもの」と捉える児童が増えるなど、学習への向き合い方に変化が見られた。 | |
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自ら問題意識をもって追究し、社会的事象を多面的・多角的に考えられる子の育成 -小学校4年社会科 教材・資料の提示と他者との関わり合いを通して- |
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| 刈谷市立住吉小学校 | 谷 村 公 基 |
| 本研究では、トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎を教材化し、地域の発展に尽くした先人の働きを学習する児童の変容を追った。児童が自ら問題意識をもって追究し、社会的事象を多面的・多角的に考えられるよう、教材との出あわせ方の工夫、豊田喜一郎に詳しい人から学ぶ場の設定、オリジナル資料の提示、児童同士で関わり合う場の設定の在り方を考え、実践に取り組んだ。児童は、豊田喜一郎や周辺の人の想いに考えを巡らせ、豊田喜一郎が自動車作りをした理由に迫り、多面的・多角的に考えることができた。 | |
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歴史の学習に主体的に取り組む生徒の育成 -歴史的な出来事を自分事として捉え、対話的に「仮説」を検証する学習を通して- |
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| 愛知県立大府東高等学校 | 磯 貝 直 孝 |
| 本研究では歴史の学習に主体的に取り組む生徒の育成を目指した。単元の学習開始時に生徒が抱いた素朴な疑問を「問い」として設定し、学習の中で「問い」を解決するための要素を蓄積する。単元終末で学びを振り返りつつ生徒が自ら立てた「問い」を対話的に検証した。講義を受動的に聞くのみでなく、歴史的な出来事を自分事として捉え授業に臨むことができるようになった。生徒が自らの考えをまとめて発表し意見交換し合う中で、多様な視点に気付き対話的な学びを実現することができた。 | |
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生徒の自己調整力を高める数学科学習指導 -学習方法の選択と振り返りの蓄積を通して- |
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| 江南市立北部中学校 | 松 井 大 樹 |
| 本研究は、中学校3年生を対象に、理解度に応じた学習方法の自己選択と、単元を大ぐくりに振り返る自己調整シートの活用を通して、生徒の自己調整力を向上させる授業の在り方を検討したものである。事前・事後の自己調整力得点の比較や自由記述の内容分析から、学習方略の選択や学習過程の振り返りに顕著な伸びが確認され、内省の質も向上した。特に、学習方法を自ら選ぶ経験と振り返りの蓄積が、自己認知や学習の見通し形成に有効であることが示唆された。 | |
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他者と議論し合い、よりよい課題解決方法を導くことのできる生徒の育成 -オープンエンド型の問題を用いたグループワークを通して- |
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| 岩倉市立岩倉中学校 | 今 泉 博 徳 |
| 本学年の生徒の中には「解答が合っているからいい」と考え、答えが出るまでの課題解決方法を見直し、よりよくしようとする態度に欠けていたり、考えの根拠を言語化できずにいたりする生徒が多かった。本研究では、生徒それぞれが自分の考えをもち、他の生徒と考えを共有・考察し、よりよい課題解決方法を再考しようとする態度を育みたいと考え、オープンエンド型の問題に取り組む授業実践を行うこととした。この実践を通して、生徒はよりよい課題解決方法を検討したり、自分の考えを説明するための根拠を明確にしたりすることができた。 | |
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自分の考えをもち、他の考えと比較しながら学びを深める児童を育成する算数科の研究 -「魅力的な課題設定」と「協働的に学びを深める活動」を通して- |
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| 北名古屋市立師勝東小学校 | 岡 﨑 達 徳 |
| 本研究は、自分の考えをもち、他の考えと比較しながら学びを深める児童の育成を目指した研究である。自分の考えをもつための「魅力的な課題設定」と、他の考えとを積極的に比較し、深めるための「協働的に学びを深める活動」の二つの手だてを軸に実践を行った。問題を自分のこととして捉えられるように、児童の興味を引く題材を用いて課題設定を行い、ともに認め合えるような雰囲気づくりや、相づちや反応の仕方、図を使った説明の仕方を考えさせることで安心して考えを共有できるようになり学びを深める姿が見られた。 | |
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通信制高等学校における数学Ⅱでの協働学習の実践 -グループ協議と相互添削を通して- |
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| 愛知県立旭陵高等学校 | 大 野 裕 稔 |
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本研究では、通信制高等学校の数学Ⅱ受講生を対象に、グループ協議と相互添削を取り入れた面接指導を行い、対話的な学びや深い学びの実践を試みた。
グループ協議では、問題の空欄補充についてグループで検討し、相互添削では、グループ協議で確認した知識を活用する問題を演習してその解答の相互添削を行った。これらの取組により、実施方法を工夫すれば通信制高等学校でも協働学習の実践が可能であることが分かった。 |
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課題発見力や学びへの主体性の育成を目指した、自宅学習へのアプローチ -「自主学習ノート」の活用を通して- |
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| 愛知県立惟信高等学校 | 磯 村 徹 |
| 本研究では、高等学校2年生を対象に、自らの分からないことを記入し、復習をする「自主学習ノート」の利用を通じて、自らの課題を発見・考察し、自ら学んでいこうとする生徒の育成を目指した。自主学習ノートを定期的にチェックし、学習の内容や取組方にコメントやアドバイスをつけ、生徒とコミュニケーションをとり、生徒の課題発見を促した。取り組んだ生徒は定期的な学習を継続し、前向きに学習に取り組むことができた。また、自分の言葉でポイントを整理するようになり、課題発見力が養われた。 | |
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他者と関わり合いながら学び、理解を深められる生徒を目指した数学科学習指導 -一人一人が最適な解法を検討することを通して- |
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| 愛知県立一宮南高等学校 | 浅 井 俊 平 |
| 自律的な学びで理解を深め、他者と関わりながら学び、失敗を恐れず挑戦し、解決に導ける生徒を育てたいと思い、本実践を行うことにした。具体的には、高校3年生の数学の問題演習において他者に見せることを前提とした答案を各自で作成し、他者と答案を共有した後に、自分なりの最適な解法を再度検討させた。この活動により、生徒が粘り強く問題に取り組もうとする姿勢が高まり、多様な解法に触れることで、自分の答案を改善しようとする姿勢が育ち、自律的な学びが促進された。 | |
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問題解決力を高める数学指導の工夫 -『読む』『考える』『伝える』力を育てる授業デザイン- |
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| 愛知県立刈谷工科高等学校 | 福 田 佳 代 |
| 本校は、指示を正確に読み取る力や自分の考えを伝える力が不足している生徒が多い。本研究では、数学の授業において「指示理解力」「論理的思考力」「表現力」「協働力」の育成を目指し、授業プリントの解答欄設置、クイズ形式による方針決定練習、製図教材を活用した文字練習、解答手順の統一という四つの手だてを実践した。その結果、指示理解力の向上や論理的思考力の定着、記述の明確化、過程重視の学習姿勢が確認された。今後はペア活動や音声計算法の導入等を検討し、全員が主体的に参加できる仕組みを構築する。 | |
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自然現象から疑問を感じ、自ら問いを立てて主体的に追究する中で自分の考えを練り上げ、理科が 生活と結び付いていることに気付く生徒の育成 -高等学校理科 化学基礎「酸化還元反応」を通して- |
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| 愛知県立西尾東高等学校 | 水 谷 成 吾 |
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日常生活の酸化還元反応を題材にして問題解決学習を行った。教材教具を開発したり、教材の提示の仕方を工夫したりして生徒に主体的な学習を促した。
また、ICT機器を用いて化学反応をモデル化し、意見交換によって自らの考えを練り上げさせた。 また、単元の最後に酸化還元反応が生かされている場面を紹介し、学んだことと日常生活の関連付けを行った。 |
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他者との関わり合いを大切にする自己調整学習を通した自己実現 -高等学校理科教育における根拠を伴う活動の実践- |
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| 愛知県立成章高等学校 | 原 井 川 巧 |
| 本研究では、自己調整学習に関する取組を高校化学の授業で行うことで、課題解決に向けて着実に近づいていくことのできる生徒の育成を目指した。生徒自ら課題解決に向けて現状を的確に捉え、必要な対策を考え、実行・振り返りを行うことで、自己調整学習での成功体験を積ませていった。そして、高校化学の授業だけでなく、あらゆる場面において、同じような取組方を行うことで、自己実現につなげていくきっかけとなった。 | |
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仲間と関わり合いながら知覚と感受を結び付け、根拠を基に音楽のよさや美しさを主体的に味わう生徒 -中学2年 音楽科 鑑賞領域における題材構想の工夫と個別最適化した教師支援の実践を通して- |
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| 蒲郡市立西浦中学校 | 池 澤 雄 大 |
| 本研究では、題材構想の工夫として、教材との出あわせ方を工夫し、生徒の思いでつないだ題材を構想したり、仲間との話し合いの場を設定したりすることにより生徒が「学びたい・やってみたい」という思いをもって主体的に仲間と関わる姿を目指した。また、知覚したことと感受したことを整理するために音楽の特徴と雰囲気やイメージを分けて記入できるワークシートを用いた鑑賞活動を行う。さらに、朱書きと対話によって音や音楽をより具体的に説明できる支援をし、知覚と感受を結び付けることで、根拠をもって音楽を味わうことができる生徒の姿を目指した。 | |
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よりよい生活の実現に向け、自ら工夫し創造する生徒の育成を目指す技術科指導 -デジタル技術を活用したものづくりを通して- |
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| 春日井市立石尾台中学校 | 谷 池 亮 |
| 本研究では、3DCADとARを使い、生徒が夢中で取り組める「ものづくり」の授業を目指した。3DCADのおかげで「何度でもやり直せる」という安心感が生まれ、ARを活用して設計データを使用場所に映し出すことで、多様なアイデアを具体化することができた。また、自分の活動を振り返り、生活の中で使ってみる経験を通し、安全性や使いやすさにもこだわった設計へと進化させることができた。デジタルを味方にして試行錯誤する学びが、よりよい生活を自分で作る力へと変化させた。 | |
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よりよい家庭生活に向けて、学んだことを実践できる子の育成 -子どもたちの願いを基に した学習課題の設定と、自身の成長に気付く振り返りを通して(5年生家庭科学習指導)- |
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| 蟹江町立学戸小学校 | 横 井 友 佳 子 |
| 本研究では、よりよい家庭生活に向けて学んだ知識及び技能を活用しようとする児童の育成を目指した。児童の願いを基に学習課題を設定し、課題を解決するための活動を行い、児童が自身の成長に気付き、自己有用感を感じられるような振り返りをすれば、家庭生活をよりよくしようとする態度につながるであろうと仮説を立てた。対話的、協働的な学びができるよう、話し合いや商品の比較検討をする活動を取り入れて検証を行うことで、購入に必要な情報を活用し、物の選び方や買い方を考え工夫する姿、主体的に活動する姿が見られた。 | |
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「持続可能」の視点をもち、自信をもって生活を創造しようとする生徒の育成 -中学2年家庭科「EARTH MART 〜食品のあたりまえを見直そう〜」あたりまえを揺さぶる学習活動を通して- |
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| 安城市立東山中学校 | 尾 崎 里 美 |
| 本研究は、食生活おいて「持続可能」な視点を取り入れることを目的とした家庭科の実践である。実物の魚に触れたり、ゲストティーチャーの話を聞いたりする活動を通して、「食品はこの先も今と同じように食べられる」という生徒のあたりまえを揺さぶる手だてを講じた。また、挙手による発言が苦手な生徒のためにICTツールを活用し、匿名性を保ちながら多様な意見を共有できる環境を整えた。これらの手立てにより、自信をもって生活を創造しようとする生徒の育成につなげることができた。 | |
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主体的・自律的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を目指した 高等学校外国語科(英語)学習指導 -会話の「即興性」を見据えた言語活動の展開- |
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| 愛知県立岩津高等学校 | 村 田 拓 海 |
| 本研究では、英語に対する苦手意識をもった生徒が主体的にコミュニケーションを図ろうとすることを目指して、リーダーズ・シアター(朗読劇)と呼ばれる言語活動を実践した。「相づち」「コメント」「質問」を会話の中で使いこなせるように、簡単な英会話練習を行った上で、教科書を用いて疑似的な会話を作成し、さらに自分の意見を発表するなど即興の会話に近い状況で会話する活動を実践した。これらの活動を通して、英語が苦手でも相づちを返すなど主体的にコミュニケーションをとろうとする態度が見られるようになった。 | |
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生き生きと学び合う共長っ子の育成 -「学びたい」「伝え合いたい」を生みだす愛あふれる学級づくり 5年道徳教育の実践を通して- |
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| 大府市立共長小学校 | 井 本 達 也 |
| 本研究は、5年生の児童を対象に、「学びたい」「伝え合いたい」を生みだすような学級経営を基盤とした道徳教育の実践を通して、生き生きと学び合う子を目指した。安心感や所属感を醸成させるため、1分間スピーチやアドじゃん、ミ日記などのよりよい学級を構築するための取組を行った。また、仲間との絆を深めたソーラン節の体験に加えて、発問や隊形の工夫、自校独自の振り返り方法を取り入れた道徳科の授業から、より深く学び、自分の考えを生き生きと表現することができた。 | |
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地域の課題に対して、粘り強く問題解決に取り組む生徒の育成 -思考ツールとグループ活動を取り入れた総合的な探究の時間の実践- |
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| 愛知県立豊田南高等学校 | 伊 藤 諒 |
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本研究では、他者と協働して地域の課題について取り組む中で、問題解決に必要な「課題を明確にする力」と「粘り強く取り組む力」の育成を目標とした。
思考ツールを用いて、自分と他者の考えを整理し、グループで取り組むべき課題を明確にした。また、探究活動の過程で、他グループとの意見交流の場を何度も設定し、互いによかった点や改善点を指摘し合った。その結果、「よりよくしたい」という思いが生まれ、粘り強く問題解決に取り組もうとする意識の向上に一定の成果を得ることができた。 |
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「紙を漉いてプレゼントしよう!」「学校の窓をきれいにしよう!」の活動を通して、コミュニケーションの 楽しさを感じる生徒 -体験的な活動を重視した「作業学習」「総合的な学習の時間」の実践を通して- |
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| 設楽町立設楽中学校 | 鈴 木 良 幸 |
| 本研究は、自閉症の特性をもつ生徒に対して、作業学習・総合的な学習を通して、コミュニケーションの楽しさを感じられるようにするにはどうすればよいかを考えた。仮説として、コミュニケーションの態度を示すことと、コミュニケーションの場を設定することで、抽出生徒はコミュニケーションの楽しさを感じられるのではないかと考えた。実践の結果、生徒は相手の方を見ながら挨拶をできるようになったり、コミュニケーションを取る中で喜ぶ姿を見取ったりすることができた。 | |
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保健体育科の授業において、協働的な関わりと基本的な運動技能の向上を図る授業づくり -OODAループを用いた授業改善を通して- |
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| 愛知県立春日井高等特別支援学校 | 荒 川 太 陽 |
| 本研究は、知的特別支援学校高等部の保健体育科において、OODAループを活用した即時的な指導改善が、生徒の学びにどのような効果をもたらすかを検証した。体育祭の種目練習では、映像や記録を用いた振り返りや話し合いを通して、生徒が自分の課題を具体的に捉え、仲間と協力しながら主体的に練習へ取り組む姿が見られた。また、協働的な学びや運動技能の向上と広がりが確認できた。 | |
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自分を知り、将来について考える力を育むキャリア教育の実践 -肢体不自由特別支援学校における高等部第1学年段階の生徒への支援の在り方- |
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| 愛知県立ひいらぎ特別支援学校 | 新 上 美 幸 |
| 本研究は、「自分を知り、将来について考える力を育むキャリア教育の実践」を研究主題として、自己理解の探究と他者との協働を重視した実践である。自己理解に関する活動と、グループワークを取り入れた対話的な活動を通して、生徒が自分のよさや課題を見つめ、将来の生活や進路について考える力の育成を図った。教育活動を重ねていく中で、生徒が自分の考えを言語化し、友達と協力して学ぶ姿が定着していった。 | |
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相談支援コーディネーターとしての学校内外の連携を生かした支援の在り方
-知的特別支援学校高等部での不登校等の支援実践を通して- |
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| 愛知県立みあい特別支援学校 | 小 林 奈 都 |
| 本研究は、知的特別支援学校高等部における不登校傾向の生徒に対し、相談支援コーディネーターを中心とした校内外の連携による支援の在り方を検証したものである。不登校傾向のある生徒に対し、特定の教員との安定した関係を基盤に段階的な支援を行うことで、登校時間や活動の幅が広がり、情緒的安定が見られた。また、医療・福祉・教育の関係機関と連携し、支援方針を共有することで、教員の支援観の広がりや支援体制の質的向上が確認された。今後は地域連携の強化や校内支援の充実が課題である。 | |
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多様な他者との関わりから、「未来に生きる力」を育む特別活動とキャリア教育の往還的実践 -学校行事における実行委員会活動と異学年交流を通して- |
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| みよし市立北中学校 | 安 藤 祐 太 |
| 本研究は、学校行事における異学年交流を通して、生徒の自己有用感・自己効力感・キャリアプランニング能力が高まるかを明らかにすることを目的とする。VUCAの時代において、多様な他者と協働しながら自分のよさや強みに気付き、将来を主体的に描く力の育成が求められている。本研究では「多様な他者との縦の協働」を生み出す小グループ活動を行い、アンケート調査を実施するとともに、振り返りツール「Make my futureカード」を活用した。これらの結果を分析し、特別活動とキャリア教育の往還を図る手だてを検討した。 | |
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互いのよさを認め、共に高め合う子の育成 -子どもに寄り添う学級づくりを通して- |
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| 幸田町立幸田小学校 | 小 笠 原 祐 子 |
| 本学級の児童の実態を踏まえ、本研究では、6年生の児童を対象に、総合的な学習の時間における福祉についての学習を通して、活動から生まれた自らの疑問や学びから追究課題を設定し、解決に向けて自分で考え、目標に向かって行動することができる子の育成を目指した。その過程で、互いの考えや振り返りを共有したり、アドバイスし合ったりすることで、互いのよさを認め合い、高め合うことができた。 | |
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中学生が入学したいと思う学校づくりの充実を目指して -SNSの効果的な活用を中心として- |
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| 愛知県立旭野高等学校 | 清 水 智 弘 |
| 学校説明会や公式SNS、ウェブページでの情報発信を中学生の興味・関心に沿ったものにすることで、中学生が入学したいと思う学校づくりの充実を図った。学校説明会では在校生の視点を踏まえた学校案内を実施した。また、ウェブページを活用した効果的な情報発信にも取り組み、情報発信件数は前年度比3.58倍(12/19現在)となった。その結果、「中学校等卒業見込者の進路希望状況調査結果」においては前年度の同時期と比較し、第1回では0.38%増加、第2回では14.2%増加した。 | |
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義務教育9年間を見通した系統的指導の基盤づくりに関する研究 -飛島未来探究科(TOBI探)における現職教育を通して- |
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| 飛島村立飛島学園 | 伊 藤 真 生 |
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本研究は、義務教育学校としての本校独自教科である「飛島未来探究科」(TOBI探)に関する現職教育の研究である。全教師で共通認識を深めて推進する上で、どのような現職教育を実施することが有効であるか、その在り方の実践的検証を行った。
ペア学年を設定して教師の協働を促す仕組みを取り入れたり、短時間であっても目的と内容を明確化して現職教育を実施したりすることで、系統的指導の基盤となる教師の同僚性を高めたり、TOBI探に対する共通認識を深めたりできるという示唆を得ることができた。 |
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教員集団が主体的に授業改善を目指す現職教育の推進 -教員集団の協働的な学びの場の工夫を通して- |
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| 知多市立八幡中学校 | 大 橋 弘 斗 |
| 本研究は、本校の現職教育の目指す生徒像に向けて、教員集団が主体的に授業改善を図ろうとする、協働的な学びの場を整えるための研究である。教員集団の共通理解を図り、同一歩調で進めていくために、どのような手だてで研究を進めていくのが有効であるか、その在り方の検証を行った。研究を自分事として捉える場を設定し、共通理解を図った上で、研究授業や研究協議の在り方を工夫したり、授業を参観し合う環境作りをしたりすることで、研究の共通理解が図られ、主体的に授業改善に取り組むことができた。 | |
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主体的・対話的で深い学びを実現する教師集団の形成 -校内研究の理念を実現する力を身に付ける現職研修のあり方を通して- |
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| 豊川市立小坂井中学校 | 熊 谷 雅 之 |
| 本研究は、生徒の「主体性・対話力・深い学び」を育むため、教師集団の変容を促すことを目的とした。現職研修を、各教師が個別に目標を立て、どのように自らの授業を改善しようとするかを考えたり、アイデアを共有したりする場とすることで、校内の授業改善を進めようとする試みである。研修によって教師の意識がどのように変容したかを見取り、新たな研修モデルを提案するものである。 | |