交流実践紹介

インターネットを利用した国際交流の取り組み

東海市立加木屋小学校

交流のきっかけ

オーストラリアの小学校で日本語を教えているAさんからの誘いがあったことがきっかけです。本校の出身でもありこちらの学校の様子もわかっていていただける安心感もあり、年に1回の郵送による作文や作品の交換をしてきました。彼女の勤務するバガーラ小学校やアバンデール小学校の児童と本校の4・5・6年生児童がペアーをつくって交流がすすめられたのは3年前になります。2年ほど郵送による交流をしていましたが、平成13年度から電子メールによる交流ができそうとのことで、バガーラ小学校との電子メール交換がはじまりました。

7月、市の国際交流協会を通じて、オーストラリアのビクトリア州のアスピンデール小学校で日本語を教えているBさんからも本校と交換をしたいとの申し込みがあり、6年生が総合的な学習の時間の「国際理解」で取り組むことになりました。

オーストラリアの相手校

交流相手校

所在地

現地担当

担当学年

利用ソフト

バガーラ小学校

クイーンズランド州
ブリスベーン

Aさん

4年生

スタディノート
パワーポイント

アスピンデール
小学校

ビクトリア州
アスピンデール

Bさん

6年生

スタディノート
作品(郵送・HP)

交流を通して学び合うもの

加木屋小学校の児童
・外国の生活や文化を知る
・簡単な英語を学ぶ

ローマ字表記
英語表現

バガーラ小学校の児童  アスピンデール小学校の児童

バガーラ小学校との交流(7月)

ローマ字とひらがな、そして、簡単な英語が使える部分は入れて、電子メールを作成し、送信しました。

日本語部分の文字化け

バガーラ小学校へのメールは、日本語が文字化けしてしまうようです。日本語が扱えるようになったとの知らせで、ローマ字に日本語を加えて送信したのですが、うまくエンコードされないようです。パワーポイントで作成したものが試験的に届きました。音声が英語で加えられていたようですが、音声ファイルを忘れたとのことで音声が聞こえなかったのが残念です。今後、ペアを決めるなどして、内容面で充実させた交流をすすめたいと考えています。

日本語によるメール交換(11月)

バカーラ小学校の5年生からメールが届けられました。Aさんが日本語を教えているクラスの児童からのものです。英語に日本語がついたメールでした。送られてきたメールが文字化けせず日本語がうまく表示できていました。

バカーラ小からのメール

4年生児童が編集中のメール

メールの送信

10月に送信したメール

アスピンデール小学校との交流

総合的な学習の時間を使ってメールを作成し、送信しました。校内運動会がすんだところなので、学校の行事の写真と簡単な質問を添えたメールを各自がつくり送りました。

夏休み中に、相手校より児童の自己紹介の作品が郵送で届き、「活動スペース」にオーストラリアの地図とともに掲示しました。折り曲げた紙がキャラクターに貼り付けられていて、折りたたむと英語が、開くと日本語が書かれているもので、工夫がみられ児童は喜んでいました。

 夏休み明けに電子メールが着信しました。「Japan's Day」の写真を添えて、6年生の電子掲示板に載せました。

アスピンデール小学校から届いた児童の自己紹介の作品

Bさんが来校(1月)

アスピンデール小学校の夏休みを利用して帰国されているBさんが本校を訪問してくださいました。日本との違いや子ども達の様子を、ビデオなどをもとにくわしく話してくださいました。

Bさんからアスピンデール小学校のことを聞く