交流実践紹介 異校種間交流

小学校と中学校の異校種交流
−中学校生活への期待と不安−
春日井市立丸田小学校・松原中学校・柏原中学校

丸田小学校の実践

1 交流の目的
 小学6年生が中学校生活に抱いている期待や不安を質問にまとめて、進学する校区の中学校の生徒に答えてもらうことにした。実際に自分が進学する中学校の生徒に答えてもらうことで中学校生活に対する不安が少しでも和らげればと思う。中学生にとっては、小学生の疑問に答えることで、自分の学校生活を振り返る機会にもなればと思う。
2 交流計画の概要
(1) 相手校
本校児童の進学先の中学校  春日井市立柏原中学校、春日井市立松原中学校
 10月    本校の小学校6年生が中学校生活に対する質問を考える。
 11月〜1月 両中学校の生徒が小学6年生の質問に対して、答えていく。
 1月    本校6年生が中学生の回答を見て、感想とお礼を書く。
 2月    質問と回答とともに、感想とお礼をホームページに掲載する。
3 交流活動の実際
(1) 小学生が質問を考える
 制服や授業、部活など中学校に進学する小学6年生は、いろいろな疑問をもったり、不安を感じたりしている。昨年度に新設された本校の場合、2つの小学校から児童が集まって設立されており、卒業時には2つの中学校に分かれて進学する。入学時の不安を少しでも減らせればと計画した。まず、小学6年生が中学校生活に関する質問を考え、校内掲示板に入力する。入力した質問内容をまとめて回答用のファイルを作成し、各中学校にメールで送付した。
(2)中学生が回答する
 自分の入学時を思い出しながら、中学生が質問に対する答えを考えてプリントに記入した。担任の方で質問に対する答えをチェックして、まとめたものをメールで小学校に返送した。
(3)小学生が感想とお礼を書く
 担当者が質問と回答をハイパーテキストにまとめた。6年生は、それを見ながら、感想とお礼を掲示板に入力した。
   
(4)感想とお礼を掲載する
 担当者が感想とお礼をチェックして、まとめたものを本校のホームページに掲載した。
4 交流の成果
 児童の感想とお礼の言葉を見ると,ささいな質問に対する答えでも、進学する6年生にとっては、不安の解消に役立っているのが分かる。行事をはじめとする学校生活や定期テストなどの学習についての疑問を解消するのに役立ったという声もあったが、現在、小学校ではあまり行われない部活動について、参考になったという意見が一番多かった。
 小学生の感想の中にも垣間見られたが、中学校生活で不安なのが上級生との関係であると思われる。今回の交流ではお互いの顔を見ることはできなかったが、小学生にとっては、中学生の存在を少しは身近に感じられたのではないかと思われる。
 以下に本校の児童の感想とお礼を掲載しておく。

○児童の感想とお礼
 全体的にとてもよく分かりやすいし、気になっていたことがすごくよく分かって、 よかったです。聞かなければ、心配や不安だったと思いますし、分からなかったことがたくさんあったと思います。
 そして、勉強するコツなんかもすごく参考になりました。これから、がんばっていきたいと思います。本当にありがとうございました。

 松原中学校の主なイベント、体育祭・文化祭は、だいたい分かっていたけれど、合唱 コンクールがあるのにはビックリしました。私は、中学校の主なイベントで、文化祭・合唱コンクールが楽しみです。

 ありがとうございました! 部活のことや、授業のことがよく分かりました。部活は、 自分のやってみたかった部活があったので、できたらぜひ、挑戦してみたいと思います。 部活動をやっている時間帯が、夏は2時間も増えていたので、ビックリしました。すご く参考になりました。ありがとう!!

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