交流実践紹介 異校種間交流
西中学校区の小学校との交流について |
尾張旭市立西中学校 |
毎年4月になると,本校には,西中学校区の3つの小学校(渋川小学校・瑞鳳小学校・白鳳小学校)を卒業した児童が,それぞれ入学してくる。例年,2月には,本校から歩いて5分程度の場所にある渋川小学校から,6年生の児童が部活動の様子や中学校の施設を見学しに来ていた。 しかし,その児童たちの本校までの移動にかかる時間によって,帰宅時間が遅くなってしまうなどの課題が,小学校側から挙げられていた。また,昨年度については,渋川小学校以外の瑞鳳小学校と白鳳小学校において,それぞれ1校ずつ,日を変えてテレビ会議システムを利用して交流を行ったが,交流会を行うたびに,本校の日程を大幅に変更しており,このことが問題点として残った。 この課題を解決するために,今年度は,渋川小学校も含め,4校同時に回線を結んでテレビ会議システムを利用して交流をすることで,移動時間や日程的な問題をクリアできると考えた。これまでの課題の解決に向けた,今年度の実践について報告する。 |
1 交流計画の計画 |
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時 期 |
内 容 |
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12月 |
交流校との日程調整 |
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1月 |
・生徒会執行部へ交流会の依頼・準備 |
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2月 |
・テレビ会議のリハーサル |
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2 交流の対象 |
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・西中学校生徒会執行部7名 部活動部長15名 |
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3 交流の実際 |
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4 成果と課題 |
(1)成果 課題であった移動時間や日程の問題は,本校と小学校1校が,わずかながら時間調整をしたが,4校同時交流を行うことができた。交流自体は,小学生が一番興味をもっている部活動を中心とし,各部活動の部長から紹介をした。また,部活動以外にも,テレビ会議システムの静止画表示の機能を利用して,学校内の施設の紹介もすることができた。部活動や学校内の施設の紹介の後に,小学生から質問をしてもらった。 (2)課題 |