外部専門家による授業交流 ウェブカメラを活用した学習活動の実践 |
愛知県立ひいらぎ養護学校 |
テレビ会議システムは,離れた場所にいる人と,リアルタイムにコミュニケーションをとることができる大変便利なシステムである。本校のような肢体不自由特別支援学校に通学する児童生徒は,一般に行動範囲が限られてしまいがちであるので,このようなシステムを使って学習活動を行うことは大変有効である。 |
時 期 |
内 容 |
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4月 |
・自然史博物館にテレビ会議システムを使った自然史教室(自然史博物館の学芸員が豊橋市内の小中学校に出向いて行う授業)の実施を打診 |
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5月 |
・本企画を管理職会,部会,運営委員会に提出 |
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6月 |
・自然史教室の内容の打ち合せ及び回線接続テストを数回実施 |
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7月 |
・生徒たちが書いたお礼の手紙を自然史博物館に送付 |
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今回の自然史教室は自然史博物館に展示してある化石標本や復元模型,映像資料などを見せてもらいながらの授業になるため,博物館内をカメラが自由に移動できることが必要条件であった。そのため,パソコンにウェブカメラをつないで行う方法ではカメラの移動は難しいため,自然史博物館側の端末は,インターネット接続しながらカメラを自由に動かすことができるタブレット端末を使用した。 しかし,タブレット端末を使用すると次の問題が浮上してきた。1点目は,通信回線の問題である。このタブレット端末をインターネットに接続するにはモバイル通信の環境が必要となることである。2点目は,OSの問題である。愛知県総合教育センターが提供しているテレビ会議システムを使用するには,OSがWindowsである必要があり,タブレット端末では,使用が難しいことであった。 通信回線については,自然史博物館にWi-Fiの環境がなかったため,モバイルWi-Fiルーターを使用してモバイル通信(WiMAX)でインターネットに接続した。また,OSの問題に関しては,今回使用したモバイル端末で使用できるインターネット電話サービス「Skype」を使用した。 |
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(1) 日時 6月28日(木)午前10時05分から午前10時45分まで
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5 まとめ |
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