新美南吉ゆかりの学校同士の交流 6年 総合的な学習の時間「わたしたちの南吉さんを語ろう」の実践 |
安城市立桜町小学校 |
本校は,半田市岩滑(やなべ)出身の童話作家・新美南吉が教師として勤務した安城高等女学校(現:愛知県立安城高等学校)の跡地に建てられた学校である。近隣には,新美南吉ゆかりのものも多くあり,本校では全学年において,南吉作品を取り上げた国語学習や,南吉に関わる総合的な学習の時間を進めている。 テレビ会議システムを活用すれば,遠く離れた人と気軽に交流することができる。今年度は,このシステムを活用して,6年生の総合的な学習の時間「わたしたちの南吉さんを語ろう」の実践の中で,新美南吉の母校である半田市立岩滑小学校との交流活動を計画した。テレビ会議システムを活用した交流は,子どもたちの「もっと知りたい」「伝えたい」という気持ちを強くし,総合的な学習の時間の意欲の向上に効果を発揮すると考えた。 |
時 期 |
内 容 |
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5月 |
交流校との打ち合わせ |
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6月 |
事前の接続テスト |
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7月 |
事前の接続テスト 第2回テレビ会議交流(南吉学習紹介) |
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10月 |
事前の接続テスト |
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本校6年生児童126名(4クラス) |
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交流を終えた後の子どもたちの感想 ・自分たちが詳しくは知らなかった南吉さんのことを知ることができてよかったです。 ・安城で過ごしたころの南吉さんの様子を,岩滑小学校の子に伝えることができてよかったです。 ・南吉さんのふるさとのことを教えてもらい,岩滑の町へ行きたくなりました。実際に行ってみると,「ああ,ここがごんぎつねの舞台になった川の土手なんだなあ」と,お話の様子が目に浮かんできてよかったです。 ・岩滑の子たちも,南吉さんのことが好きなんだということが分かりました。私たちだけでなく,地域のみなさんにももっともっと南吉さんのことを広めていきたいなと思いました。 |
5 成果と課題 | |
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