(1)第1回TV会議交流(自己紹介・交流内容紹介)(7月中旬)
初めてのTV会議は,高等部1年生の交流委員2名が生徒代表として参加した。交流会議を始める前に話す内容をまとめたり,何を言うか考えたりして,カメラに向かって話す練習をした。ヘッドセットを付けて話すことが初めてのため,直接耳に入ってくる声に戸惑っている様子が見られた。また,練習で自分の顔がテレビに映った途端に急に恥ずかしがって前を向くことができなかったが,TV会議のポイント「相手に顔を見せて話すこと(相手の顔を見ながら話すこと)」を伝えると,気持ちを切り替えて取り組むことができた。
会議が始まり相手の顔がテレビに映ると,お互いが急に照れてしまい,しばらく何も話せなくなってしまった。最初は教師が進行をして交流会議を進めたが,次第に慣れてくると練習したとおりに会議が進んだ。「私の名前は○○です。よろしくお願いします」とお互いに自己紹介をしたり,交流会で行うハンドアーチェリーのデモンストレーションを映して見せたりすることができた。
写真1 TV会議の練習 |
写真2 お互いに自己紹介 |
(2)岡崎特別支援学校にて第1回交流及び共同学習(7月14日)
初めに,岡崎東高等学校の代表生徒が挨拶をして,その後本校生徒がクラスごとに自己紹介をして交流会がスタートした。本校生徒の企画により「クラス対抗ハンドアーチェリー大会」を行った。交流ペアの生徒と一緒にクラスごとに分かれ,一人一回ずつの矢を投げ得点を競う。会場となる教室の中央に的を置いて,全員が注目できるように設定した。岡崎東高等学校の生徒の中には特別支援学校へ来ることが初めての生徒もおり,緊張している様子であった。ゲームを進める中で,お互いに声を掛け合い交流会の雰囲気が盛り上がってくると,得点が入るごとにハイタッチをしたり拍手をしたりする姿が見られた。TV会議で交流をした本校の生徒たちは,事前にテレビを通して顔を合わせているので嬉しそうな表情であった。
写真3 ハンドアーチェリー |
写真4 プレゼントどうぞ |
(3)第2回TV会議交流(文化祭の取組紹介)(11月初旬)
本校文化祭で高等部1年生が発表する内容を事前に知らせて,発表会場に来てもらうためのPRを行った。「イントロクイズ」を行うことを紹介し,クイズの形式を説明したりイントロクイズのテーマソングを歌って聴いてもらったりした。今回のTV会議交流は,高等部1年生の1組と2組(11名)が参加した。iPadと大型テレビを使用したことで,全員の顔を順番に映し出すことができた。2回目のTV会議交流に参加した生徒は,恥ずかしがらずにスムーズに進行することができた。
(4)岡崎特別支援学校にて第2回交流(文化祭交流)(11月8日)
岡崎特別支援学校の文化祭では,岡崎東高等学校の生徒は自由に校内を見学した。その中で,交流のペアになっている生徒の活動を見学に行ったり昼食を一緒に食べたりして交流をした。昼食時は全員がリラックスした雰囲気の中で食事をすることができた。その後も,一緒に写真を撮ったり話をしたりすることができた。
写真5 イントロクイズに参加 |
写真6 体育館で文化祭発表を見学 |
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