保育園との交流 3年 技術・家庭科「保育体験を成功させよう」の実践 |
東海市立上野中学校 |
現在,本校では,第3学年の技術・家庭科の授業で,クラス単位の保育体験学習を取り入れている。年に一回,一か所の保育園で実施している。この実習のねらいは,園児との触れ合いから思いやりのあるあたたかい心を育てることである。 本実践は,単元「幼児の生活と家族」の中の1時間の実践である。単元の大まかな流れは,自らの幼い頃を振り返り,その上で一般的な幼児の体の発達や心の発達がどのようなものであるかを学ぶ。その知識を生かして保育園を訪問し,グループで用意した遊びを通じて園児とのコミュニケーションを図る,というものである。その活動の中で,幼児とどのような関わり方をするのが望ましいか,また,どんな遊びが幼児とのコミュニケーションに有効であるかを体感させることを重視している。しかし,生徒も教員も,園児の心身の発達の様子やコミュニケーションをとる上での注意点などは,一度の実習だけではなかなか理解できないものである。園児の様子を知った上で内容の濃い実習計画を立てるために,事前に現場の先生の声を聞けないかと考え,本実践を行った。 |
時 期 |
内 容 |
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9月 |
単元「幼児の生活と家族」の導入 |
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11月 |
幼児の成長について(身体の発達・心の発達) |
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本校3年生生徒30名(1クラス) |
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