生徒実習課題例>>世界の音楽>5時限目
実習 世界の音楽
5時間目
・・・音量やテンポを変える
科目の中の位置づけ
社会と情報(1)イ 情報のディジタル化
社会と情報(1)ウ 情報の表現と伝達
実習内容
ねらい
入力した音楽をさまざまな音量・テンポで鳴らす。このことによって、一見、無味乾燥な音楽が少しずつ変わっていく事を学ぶ。
また、この実習を通して、きちんとした音楽(聴ける音楽)に作り変えるのに多大な労力を要する事に気がつくはずである。プロのミュージシャンが自然な音楽を作り上げるのに、いかに多くの訓練と豊かな才能を必要とするかを推察し、著作権の保護の必要性を理解させる。
また、自分で楽器を演奏している者が、楽器演奏について理解を深める機会となることも期待できる。
実習方法
白データ(楽譜どおりに音符を入力しただけのMIDIデータ)に、音量やテンポの変化を与えて、自然な音楽に仕上げる。
入力した音を再生しMIDIファイルにして提出する。
白データの例
と
変更した例
発展学習
微妙な変化に気がつくだろうか
微妙な変化を感じてもらうにはどうしたらいいだろうか
時間配分
時間配分
生徒の動き
教師の動き
5分
本時の内容を理解する
MIDI機器を接続する
実習内容を概説する
白データの例
と
変更した例
10分
学習内容
音量の変え方を理解する
テンポの変え方を理解する
音位置(パンポット)の変え方を理解する
音響(リバーブ)の変え方を理解する
シーケンサー上での音量変更方法を解説する。
テンポ変更方法を解説
する
25分
実習内容
音データを入力しただけのMIDIファイルでテンポ・音量を変えその効果を確認する。
適宜机間巡視
10分
実習内容
実習のまとめ。提出。
コンピュータの終了。確認。
本時のまとめと次時の予告
発展学習の指示