安楽の介護
人は同じ体勢で寝ていると,身体の一部分に圧力がかかり,褥そうになりやすい。
一カ所に圧力がかかるのを予防し,姿勢を楽にするために,クッションが用いられる。
安楽な体位
楽な姿勢を保持しやすいようクッションを当て, 関節のこう縮の予防のために手にはタオルを握らせている。 |
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仰向け(仰臥位) | 横向き(側臥位) |
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褥そう予防の福祉用具
エアマット |
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褥そうとは,身体の一部を長時間圧迫することにより,
発赤や細胞が壊死することをいう。床ずれともいう。
あん法 安眠を図ったり,発熱や炎症などを抑えるとき,
体を温めたり冷やしたりするあん法を利用する。
冷あん法
氷嚢 氷水を入れて額に当てる。 |
氷枕 氷水を入れて,枕として後頭部に当てる。 当たっても痛くないよう,氷はざるに入れて 流水にさらし,角をとっておく。 |
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温あん法
プラスチック製湯たんぽ | ゴム製湯たんぽ |
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