ハーブ

ハーブとは
  ハーブはラテン語のHERBA(薬草)という言葉が語源で,英語ではHERB,日本語では香草・薬草などと言われています。いろいろな料理やお菓子,ハーブティなどに使われています。一時のブームは去り,もともと野草なので丈夫で育てやすいこともあり,日本の生活にも定着しつつあります。西洋だけでなく東南アジアや台湾で利用されているもの,昔から日本にある紫蘇や木の芽,薬味のねぎなどもハーブの仲間です。
 
ディル
セリ科。すっきりとさわやかな香で魚料理に使うと味を引き立て,くさみを消す。
青紫蘇(アオジソ)
  さわやかな香りがあり,葉や花穂は日本料理に使う。
イタリアンパセリ
セリ科。葉が平たく,野性的で強いかおりが特徴。サラダなどに使う。
 
クレソン
  アブラナ科。特有の辛みとほろ苦さがあり,肉料理の付け合わせやサラダに使う。
ルッコラ
  アブラナ科。生の葉にゴマに似た風味に,ほのかな辛みと苦みがあり,サラダ用のハーブとして好まれる。
ローズマリー
  シソ科。強いカンファー臭に似た香でラムなど臭みの強い肉に合う。
セージ
  シソ科。葉は強い香とほろ苦さがあり,肉料理の臭い消しに使われる。ソーセージのセージはここからついた。
パセリ
  セリ科。日本でおなじみのハーブ。様々な料理に使われる。
バジル
  シソ科。トマトと相性がよくイタリア料理には欠かせない。フランスではハーブの王様と呼ばれる。
レモンバーム
  シソ科。レモンに似たさわやかな香でサラダやハーブティに最適
スペアミント
  シソ科。ペパーミントに比べて甘い風味が人気。料理だけでなく,歯みがき粉にも使われている。
ペパーミント
 シソ科。こしょうのようなしげき的な香と味のミント
 
ローリエ
 クスノキ科の常緑樹。英語でベイリーフ,フランス語でローリエと言う。葉は芳香があり,ミートソース,シチュー,スープ,ピクルスなどに入れて肉の臭みを消したり,芳香をつけたりする。煮込んだ後は取り出す。

葉のアップ

乾燥葉
立木の様子


    その他のハーブ

オレガノ
シソ科。清りょう感のある香。イタリア料理でおなじみ。
タイム
シソ科。ピリッとすがすがしい香。肉や魚料理に使われる。殺菌・防腐作用もある。
レモングラス
イネ科。強いレモンの香。肉や魚の臭い消しやトムヤムクンなどのスープ,ハーブティなどに使われる。

  

資料集目次へ戻る