小酒井不木 (こさかいふぼく)
明治23年(1890)〜昭和4年(1929)。愛知県蟹江町に生まれる。本名は光次(みつじ)。大正3年(1914)東京帝国大学医科大学卒業。医学博士。大正8年(1919)留学先のロンドンで肺結核を発病する。翌年日本に帰国し、静養生活のかたわら、随筆や探偵小説を精力的に発表した。江戸川乱歩の処女作「二銭銅貨」は小酒井不木の推薦によるものであり、日本の推理小説界の草分け的存在である。ねんげ句会の創立者。
いつとんで来たか机に黄の一葉