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国立国会図書館

東京本館の外観


施設概要

 国立国会図書館は、昭和23年(1948)に設立された、我が国初の本格的な議会図書館である。
 国会法及び国立国会図書館法に基づいて設立されており、国会に置かれた機関として、資料の提供や、掘り下げた調査・分析など、国会議員の職務遂行に資するのが第一の任務であるが、それと同時に、行政・司法の各部門(府省、裁判所)や、広く国民にも図書館サービスを提供している。
 国立国会図書館の施設は、東京本館(東京都千代田区永田町)、関西館(京都府相楽郡精華町)、国際子ども図書館(東京都台東区上野公園)の三つに分かれており、納本制度によって、日本の官庁出版物や民間出版物を網羅的に収集している。
 なお国立国会図書館は閉架式図書館であり、大部分の図書・雑誌は書庫に保管されている。入館に際してはその都度、手荷物をロッカーに預け、名前や住所を入口ゲート横に設置されている機械に入力し、館内利用カードを発行しなければならない。ただし登録利用者制度を利用すれば(※注)、こうした手続きは簡略化され、また様々なサービスを受けることも可能となる。

※注・・・運転免許証など、身元を証明する書類があれば、即日利用可能である。しかし可能であれば、郵送などによって事前に登録しておくとよい。詳細は公式ホームページを参照されたい。
 

国語科授業の施設利用例

 国立国会図書館東京本館及び関西館の利用者は、原則満18歳以上に限られていることもあり、教員が自身の研究や教材研究、授業の充実などを目的に施設利用することが主となってくるであろう。
 実際の利用方法は国立国会図書館のホームページに詳しいが、愛知県に居住している教員にとっては、東京都にしろ京都府にしろ、気軽に行けるところではない。休日の限られた時間を有効に利用するために、国立国会図書館を利用する際には以下の2点に注意されたい。

1 国立国会図書館のホームページ内にある蔵書検索システムなどを利用し、閲覧したい資料について必ず事前に調べておくこと。

2 可能であれば、あらかじめ登録利用者カードを作成しておくこと。(郵送にて作成可能。詳細は公式ホームページ参照のこと)
【参考】国立国会図書館ホームページ