動作原理の区別

種 類 記 号 動 作 原 理  主な計器の例   使用回路   交流による指示 
可動コイル形 固定された永久磁石による磁界と、その磁界中に置かれた可動コイルに流れる電流との間に生じる電磁力によって測定する。 V、A、Ω、φ 直流
可動鉄片形 固定コイルに流れる電流によって固定鉄片を磁化し、可動鉄片との間に生じる電磁力によって測定する。 V、A 交(直)流 実効値
整流形 整流器によって交流を直流に変換し、可動コイルで測定する。 V、A 交流 平均値
電流力計形 固定コイルと可動コイルに流れる電流による電磁力によって測定する。 V、A、W、f 交直流 実効値
熱電形 ヒータに電流を流して熱電対を加熱し、発生する起電力を可動コイル型計器で測定する。 V、A 交直流 実効値
静電形 固定電極と可動電極の間に生じる静電力を利用して測定する。 V 交直流 実効値
誘導形 移動磁界・回転磁界と、金属板に生じる渦電流との間に生じる電磁力を利用して測定する。 V、A、Wh 交流 実効値