1 準備 【器具】 注射筒(5〜25ml用)、注射針、自製パスツールピペット 実体顕微鏡、倒立顕微鏡、トーマ血球計算盤 、試験管、時計皿 【試薬】 生理的食塩水 2 方法 【操作】 (1) 豚凍結死滅卵巣を生理的食塩水の中に入れ、37℃のウォーターバス内で融解する。 (2) 十分に融解したものを生徒に配付する。(一人1個) (3) 卵巣の表面に付いた生理的食塩水をよく拭き取る。(ティッシュペーパーを使用) (4) 1ml程度の生理的食塩水を入れた針付き注射筒(5〜25ml用)ですべての卵胞を吸引し、卵子を採取する。 (5) 回収液は試験管に入れる。 (6) 試験管に2〜3mlの生理的食塩水を加え、2〜3分静置する。 (7) 静置後、上澄み液を捨て、再度生理的食塩水を2〜3ml加え、卵を洗浄希釈する。 (8) 希釈液をシャーレに入れる。この時、試験管の管壁に付着した卵子も回収するため、試験管壁を生理的食塩水で洗浄しシャーレに加える。 (9) シャーレを実体顕微鏡の上に乗せ、検鏡する。(倍率40倍) (10) 発見した卵子を事前に作成した自製パスツールピペットで吸い取り、時計皿に入れる。 (11) 時計皿内の卵子を観察する。 (12) 時計皿から時計皿へ卵を移す練習をする。(ピペッティング練習) (13) 卵を最終的にドロップ内に入れ、貯蔵する。 |
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