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科目「課題研究」の中で,ウナギの資源保護と,完全養殖化に向けた基礎研究を行っています。大学の研究機関との連携により,ニホンウナギの生態系に関する研究を深め,絶滅が危惧されるニホンウナギの保護・管理を目的としています。また,ウナギの種苗生産や生産過程全般について,完全養殖化に向けた増殖技術に関する知識と技術を習得します。 | |
図1 ウナギの研究について ウナギに負荷を極力かけずに,雄雌を判断する手法を試行錯誤しています。 |
図2 雌雄判断 養殖ウナギは雄がほとんどですが,その中から,雌を探し出すために,性別判断が必要になります。 |
図3 雄の簡易的な判別方法 胸鰭の形や体色などの外部形態により,ウナギの雌雄を判別することはできますが,非常に難しい技術です。 |
図4 ウナギの未成熟卵と精子 養殖している親ウナギから,搾出法により未成熟卵と精子を採取することができました。 |
図5 採卵した卵 卵径は約400〜800ミクロン |
図6 ホルモン注射の様子 週1回の雌親魚へのホルモン注射と採精確認を行います。 |
図7 レーザー距離計 体長測定にレーザー距離計を用いて、迅速化と正確化を図ります。 |
図8 急激な雌の体重増加 週1回のホルモン注射で体重がホルモン投与開始時から15%増加しました。 |
図9 卵の過熟状態 排卵誘発剤の投与のタイミングは体重増加と成熟卵の卵球の大きさで決めます。 |
図10 受精試験 採卵、採精し、乾導法より人工受精させます。 |