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1 目的
 海岸には,さまざまな漂着物が流れ着いています。ビーチコーミングとは海岸の砂浜に打ち上げられた漂着物を採取することです。漂着物の採集を行い,海岸の環境に目を向け,漂着物の新たな利用法を考えることを実習の目的としました。

2 実習手順
 (1) 漂着物の採集・加工
  海岸に流れ着いた漂着物を採集し,再利用を考えます。


   
手順1 漂着物の採集
 海岸で漂着物の採集を行います。貝殻やカニの甲羅などさまざまなものが流れ着いています。
手順2 水洗い・乾燥
 採集した漂着物は,砂などが付いているので,水洗いをして,乾燥させます。
手順3 漂着物の加工
 貝殻を砕いたり,色をつけたりして,作品を作成します。
手順4 漂着物の加工
 世界に1つだけの作品が出来上がっていきます。
手順5 乾燥
 完成した作品は絵の具やニスなどを塗りしっかり乾かします。
写真1 作品例(その1)
 貝殻の他に,砂浜の砂を使っている生徒もいました。
写真2 作品例(その2)
 貝殻で装飾した写真立てを作りました。
写真3 作品例(その3)
 写真立ての他にもキャンドルやストラップにも加工することができます。
3 まとめ(留意点)
ポイント1 台風の後や風が強い日の後には,海岸にふだんとは違うさまざまな物が流れ着いていることがあるので,採集はそのときが最適です。ただし,風が強い日は波が高くなるので,風が収まってから行くようにします。
ポイント2 貝殻以外にも,海岸には使える物が多くあります。ゴミに思える物も手を加えれば,すてきな装飾物に変身します。
ポイント3 ただビーチコーミングをするだけでなく,同時に海岸清掃を行ったり,海の環境について考えたりする機会にします。