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1 目的
 牛乳や脱脂乳を乳酸発酵させたもの(ヨーグルトなど)に,甘みや香りを加え飲みやすくしたものを酸乳飲料(酸乳シロップ)と呼びます。爽快な甘みと後味が特徴の飲み物です。

2 実験手順
 (1) 酸乳シロップの製造
  材料を計量,混合,加熱溶解して酸乳シロップを製造します。
  出来上がったシロップはそのままかき氷や果物にかけて食べてもおいしいです。

手順1 
 材料の計量。
手順2 
 ヨーグルトの固まり(カード)の破砕
手順3 
 砂糖を加えて撹拌する
手順4 
 湯煎で砂糖を溶解し,雑菌の殺菌をする。(10分間,絶えず混ぜ続ける)
手順5
 完成。湯煎前と比べると砂糖が溶けてうっすらと黄色がかっている
湯煎前の様子
(2) 酸乳飲料の製造
  製造した酸乳シロップを水で4〜5倍に薄めます。
手順1 
 冷たい水で好みの濃さに希釈する。
手順2 
 完成した酸乳飲料は早めに飲む。
3 まとめ(留意点)
 ・湯煎にかけている間は,必ず混ぜ続けます。混ぜないとヨーグルト中のタンパク質が大きな塊となって固まり,舌触りの悪い酸乳シロップになります。
 ・火を使うのでやけどに十分注意が必要です。
 ・製造した酸乳シロップと酸乳飲料は殺菌されていますが,保存料は含まれません。食品の衛生面から製造した日に飲みます。