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発光ダイオードを用いて実像を映そう


1 ねらい
  実像と虚像を調べる実験では、ろうそくを用いることが多い。しかし、炎がゆれたり、火傷や火災に注意しなくてはならない。そこで、光源の輪郭がはっきりし、安全な発光ダイオードを用いる。発光ダイオードは3色用意し、それをL字形に配列することによって、実像の上下左右が、はっきり区別できるようにする。

2 準備
  凸レンズ、発光ダイオードの光源装置、ついたて、ものさし、グラフ用紙

3 実験方法
 (1) 基盤に緑、黄、赤の3色の発光ダイオードをL字型にハンダづけする。次に乾電池を図のように取り付ける。
   (2) 図のように、光源装置、ものさし、凸レンズ、ついたてを配置する。ついたてにグラフ用紙を貼っておくと、像の大きさが測りやすい。
 (3) 光源とレンズの距離を決めて、像を結ぶついたての位置を探しだす。位置を見つけだすときのこつは、発光ダイオードの中心にある四角の物体の影をうつしだすことである。次に、 レンズとついたての距離を測定する。光源とレンズの距離を変えて、レンズと像の距離および像の大きさを測定し、記録する。その後、記録をもとにグラフをかく。

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