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レプリカグレーチングシート観察例 @ (線スペクトル)





1 レプリカグレーチングシートを用いた、光のスペクトルの観察

(1) 白色光を光源に用いると、連続スペクトルが観察できる。 (写真1)
    (中央は、m=0で白色。両側に1次の干渉でスペクトルが見える。)

(2) ナトリウムランプを光源に用いると、D線の線スペクトルが観察できる。 (写真2)

(3) 光源と線スペクトル,観測者の位置を測定し、回折格子の干渉と同様に考えると、線スペクトルの光の波長を求めることができる。


(写真1) (写真2)


2 水銀灯の線スペクトルの観察

(1) 0次の明線(白色)を中心として、対称に線スペクトル(4本)が観察できる。 (写真3)

(2) 干渉の条件より、中心側の波長は小となる。

(3) レプリカグレーチングシートを数本準備すると、2次,3次のスペクトルも観察でき、教室のどの位置からでも見ることができる。 (写真4)

(写真3) (写真4)


3 カドミウム灯の線スペクトルの観察

 (1) 水銀灯と同様に線スペクトルを観察することができる。 (写真5)

 (2) 線スペクトルの部分を拡大したもの。 (写真6)

(写真5) (写真6)





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