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水の光ファイバー




1 ねらい
   光ファイバーは屈折率が中心部で大きく、周辺部で小さいガラス繊維で、曲げて使っても、光が全反射しながらガラス繊維中を進む。同様の原理で、細く絞られた水の流れの中にレーザー光線を入射させると、水と空気の境界面で全反射しながらすすんでいく様子を観察することができる。

2 準 備
 ・透明なスチロール樹脂などのカップ
  (400〜500ccくらいの大きめのものがよい)
 ・レーザー発振器
 ・水槽
 ・牛乳または石灰水(チンダル現象(光の散乱)によりレーザー光線が見やすくなる) 
 ・水
3 実験の手順
(1) カップの下方に穴をあけ、その穴を指でふさいで水をいれる。
(2) 指を放して水を出しながら、後方より穴に向かってレーザー光線を当てる。
(3) レーザー光線が全反射しながら進んでいく様子を観察する。
(4) 水にごく少量の牛乳や石灰水などを混ぜ、チンダル現象(光の散乱)を起こさせると観察しやすい。

4 実験の様子



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