back |
はじめに 身近な材料を使って浮沈子(浮いたり沈んだりするおもちゃ)をつくってみましょう。そして、浮沈子が浮くとき、沈むときの決まりや、浮力の性質、浮沈子が浮き沈みする原理を考えてみましょう。
|
@ しょう油入れにおもりをつける。
例1 しょう油入れの底にナイフで穴をあけ、その穴にボルトをねじ込む。(写真のピーマン・イチゴ・ブタ)
例2 しょう油入れのふたを取り。口に、6Mのナットをねじ込む。(写真の魚・クマ)
A しょう油入れに水を吸い込ませ、しょう油入れの上端が、水面すれすれで浮いているように水の量を調節する。
B ペットボトルなどの容器に水をいっぱいに入れ、しょう油入れを入れてふたをする。
浮沈子が浮き沈みするしくみ
(1) 容器を押したとき
@ 押されたために容器の体積がへるが、液体の水の体積は減らないので、浮沈子内の空気の体積が小さくなる。
A 空気の体積が小さくなると、浮沈子全体の浮力が小さくなる。
B 浮沈子にかかる浮力が、重力よりも小さくなると、浮沈子は沈む。
(2) 容器をはなしたとき
@ 容器の体積が元に戻ると、浮沈子内の空気の体積も元に戻る。
A 空気の体積が元に戻ると、浮沈子全体にかかる浮力も元に戻る。
B 浮沈子にかかる浮力が、重力より大きくなると、浮沈子は浮き上がる。
うまく作るこつ
しょう油入れにつけるおもりは、できるだけ重くした方がよい。しょう油入れの中に入る空気も多くなるので、軽い力で押すことができ、調節が多少悪くても浮き沈みする。
back |