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 ゴムキャップを用いた大気圧を実感する実験  


1 ねらい
 丸底フラスコ内の空気をうすくすることによって、普通の風船よりずっと厚くて、膨らませるのは難しそうなこまごめピペットについているゴムキャップを、私たちのまわりをつつんでいる大気の圧力で膨らませるものである。


2 実験準備
 丸底フラスコ(300ml) ゴムキャップつきのこまごめピペット(1ml)ゴム栓(6号) 鉄製スタンド ガスバーナー コルクボーラー 水槽 作業用手袋

3 実験方法

(1) 水を20ml入れた丸底フラスコを鉄製スタンドにセットし、ガスバーナーで沸騰させる。コルクボーラーで穴をあけたゴム栓に、ゴムキャップつきのこまごめピペットを差し込んでおく。ガスバーナーの火を止めたらできるだけすばやく、丸底フラスコの口に、このゴム栓をしっかりとはめる。

(2) 丸底フラスコごと鉄製スタンドから取り外し、冷たい水の入った水槽につけてしばらく待つと、突然ゴムキャップが丸底フラスコ内で膨らみだし、フラスコ内いっぱいになる

     参考 NHK出版 「NHK やってみよう何でも実験 

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