
| 1 | はじめに |
| 中学1年生で,気体の発生を学習します。その応用として,市販されている材料でラムネを作りましょう。 |
| 2 | 準備 |
| ・重曹 1.5g ・クエン酸 1.5g ・砂糖15g ・水 130ml ・コップ ・スプーン |
| 3 | 実験方法 |
| (1) | 水130mlをコップに入れて,そこに重曹1.5gを入れます。 |
![]() |
|
| (2) | 砂糖15gを入れます。 |
![]() |
|
| (3) | クエン酸1.5gを入れます。 |
![]() |
| 4 | 結果 |
| クエン酸を入れると,すぐに泡が出ます。 |
| 5 | 原理 |
| 重曹(炭酸水素ナトリウム)に,塩酸を加えると二酸化炭素が出てきます。ここでは,塩酸の代わりに,飲むことのできる「クエン酸」を使いました。クエン酸は,レモンなどの酸っぱい成分です。また,重曹は,熱を加えたり,酸っぱいものを加えたりすると二酸化炭素が発生します。 重曹にクエン酸を加えることで,二酸化炭素を発生させ,これが水に溶けると炭酸水になります。ラムネはこれを甘くしたものです。 市販のラムネ(サイダー)は,甘味や香料を入れた水に直接二酸化炭素(炭酸ガス)を溶かして作られています。 |