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水で紙を燃やす(水蒸気の加熱)

1 はじめに

 水は温度によって固体(氷)⇔液体(水)⇔気体(水蒸気)と、その姿を変えます。
 ふつう水は火を消すときによく使われます。しかし、気体の水(水蒸気)を物が燃える温度まで加熱すると、物を燃やすことができます。

2 用意する物

銅管(内径5o,長さ約50pのものをコイル状にしたもの)
※銅管は、ホームセンターで300円程度で売っています
三角フラスコ(300ml程度のもの)
ガラス管付きゴム栓
ゴム管
沸とう石
スタンド
ガスバーナー
簡易ガスコンロ
紙・マッチ(燃やすもの)

         コイル状の銅管の作り方

3 実験方法

@  三角フラスコに沸とう石と水(約100ml)を入れ、右のように実験器具を組み立てます。
A  水が沸とうし、銅管の先から湯気が勢いよく出始めたら、ガスバーナーで銅管のコイル状になった部分を加熱します。
B  銅管の先から出ていた湯気が見えなくなったら、銅管の先に紙やマッチを近づけてみます。

4 実験結果

          こんなふうになりました

          加熱された水蒸気の温度

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