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  使いすてカイロをつくろう  

 鉄粉と食塩と活性炭を5gずつよく混ぜて、水を少し加えてさらに混ぜてみよう。
 使いすてカイロのように、だんだん温かくなってきます。
 本物のカイロのように空気をよく通す袋に入れて振ると、さらに温かくなります。
 冬にたくさんカイロを使う人は、材料を買ってきてこの方法でつくると安くできるかも。

【先生へ】
 鉄粉(還元鉄)、食塩、活性炭を等量ずつ混合し、少量の水を加えると、鉄の酸化によって、使いすてカイロと同じように発熱します。
 中学校の教科書で学習する「化学反応」は、実生活とは結びつきにくいものが多いと思います。化学反応の身近な応用例として、実験してみてはどうでしょうか。
 実際に、ある使いすてカイロの原材料は、鉄粉、水、珪藻土、木粉、活性炭、塩類となっています。

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