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雨水の循環を調べる簡易実験
1 ねらい
2年「天気とその変化」(雲はどうしてできるのか)では、水が気体・固体・液体と状態を変えながら、海洋・大気中・地上・地中と循環していることを学習する。本実験は、教科書や図解を見ながらの学習に加え、自然界における雨水の循環をイメージ化するために行う簡単なモデル実験である。 |
2 実験準備
丸底フラスコ ゴム栓 ガラス管 ガスバーナー 金属製の皿 沸騰石 鉄製スタンド 土の入ったバット |
3 実験方法
(1) 下の写真や図のように、実験装置を組む。 土を入れたバット(花や木が植わっていてもおもしろい)をテーブルの上に置き、その上(40cm程度離す)に氷をのせた金属製の皿を固定し、水の入った丸底フラスコを、下からガスバーナーで熱する。 |
(2) モデル化 |
ア 丸底フラスコの水 :水源(海・湖・池・川など) イ 金属製の皿 :上層の大気 ウ 土の入ったバット :地上 エ ガスバーナーの熱エネルギー :太陽のエネルギー |
−補足説明―
丸底フラスコの水(地球上の水源)がガスバーナーの熱エネルギー(太陽のエネルギー)によって蒸発し、それが氷ののった金属製の皿(上層の大気)で冷やされて凝結した水(雨水)が、土に入ったバット(大地)に降ってきた。 |
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