長良川の豊かな生態系を守っていくには


アクア・トトぎふの飼育委員さんのお話



 長良川には74種(平成16年度 河川水辺の国勢調査)の魚がくらしていて,全国でも水がきれいな川として有名です。ですが,人の手が入っていない自然のままの場所は少なく,水が汚れている場所もあります。生き物も,昔と比べると減ってしまった,という声があちこちで聞かれます。
 生き物が絶滅する原因は一つだけではありません。すみかがなくなったり,水が汚れたり,幾つかの理由が重なって,数が減るのです。また,生き物は他の生き物とかかわりあって生きています。食べる,食べられるという関係もそうですね。ほかにも,卵をうみつける,かくれがとして利用するなど,長い歴史の中で作られた,たくさんの関係でつながりあっています。ですから,一つの生き物がいなくなると,その生き物とつながっていたたくさんの生き物も,数を減らしてしまうのです。
 生き物を守るということは,その生き物がくらしている環境をまるごと守らなくてはいけません。それにはまず,その生き物がどんなところでどんなくらしをしているのか,よく知る必要があります。
 みなさんも,生き物のくらしについてよく調べてみてください。そして,どうやったらその生き物を守れるのかを考えてみてください。



まとめ  みんなにできることはなんだろうか? 話し合ってみよう。









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