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広田川に咲く植物

1 はじめに

 広田川は、額田郡幸田町を流れている川です。矢作川と合流し、三河湾に流れ込んでいます。
広田川の中流で、川原に咲いている植物を調べてみました。食べられる野草や遊ぶことができる野草など、いろいろな野草を見つけることができました。
 撮影場所は下の写真の広田川の河川敷です。

広田川河川敷

2 準備

 はさみ、ルーペ、ビニール袋、デジタルカメラ、植物図鑑

3 方法

 草花を探し、撮影をします。その後、採集をします。

4 見つけた野草

イヌワラビ(ウラボシ科) エノコログサ(イネ科)
イヌワラビ
葉の先が急に細くなる。山菜料理で食べるワラビやゼンマイの仲間です。
エノコログサ(イネ科)
別名ネコジャラシともいう。花の穂は上を向くが先が少したれています。
オオバコ(オオバコ科) オシロイバナ(オシロイバナ科)
オオバコ(オオバコ科)
ふまれることに対してとても強く、人が歩く道などでも生きのびることができます。
オシロイバナ(オシロイバナ科)
花はよいにおいがします。夕方咲き始めて、朝になるとしぼみます。
ノカンゾウ(ユリ科) カタバミ(カタバミ科
ノカンゾウ(ユリ科)
オレンジ色の花が咲きます。
カタバミ(カタバミ科)
下の茎は地面をはって伸びます。葉は3枚で朝開き、夜は閉じます。実が熟すとはじけて種が飛び散ります。
カラスノエンドウ(マメ科) クズ(マメ科)
カラスノエンドウ(マメ科)
葉の先のまきひげで他の物に巻きついて体を支えます。
クズ(マメ科)
茎はつるになっていて、他の物におおいかぶさるように巻きつきます。秋の七草の一つです。
スギナ(トクサ科) ススキ(イネ科)
スギナ(トクサ科)
つくしはスギナの花にあたるものです。
ススキ(イネ科)
穂を風にゆらすことで花粉を飛ばし、受粉します。
ノアザミ(キク科) ヒメジョオン(キク科)
ノアザミ(キク科)
初夏に花が咲きます。体にはとげがあります。
ヒメジョオン(キク科)
夏から秋にかけて花が咲きます。

4 おわりに

 クズなど、身近なところに食用になっている野草もあるものです。
川原を歩きながら植物を観察すると、また新しい発見もあります。
休日に、散歩をしながら植物観察をしてみるといいでしょう。

 
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