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受粉後、どのようにして 種はつくられていくのだろう

1 観察(自家受粉)

受粉後,子房がだんだん膨らんできて,花は枯れてきました。


☆ 緑の子房の中は,どうなっているのしょうか。

種の上の細長い突き出た部分は,柱頭の名残です。 

子房の中では,すでに緑の子葉が育っていました。
種の中で,育った子葉はきれいに折りたたまれています。


☆ 茶色の種の中は,どうなっているのでしょうか。

緑だった子房の部分は,すっかり茶色になり堅い種ができました。

種は、堅いからによって,乾燥と冬の寒さから守られています。
種の中には,養分を蓄えた白っぽい子葉が観察されました。

2 まとめ
種は,受粉と同時に作られ始めます。
緑の種の中では,すでに次の新しい子葉が作られ始めます。
種は,暖かい日ざしと雨を待ち,新しい芽を出す準備をしています。
あさがおの生命の出発は,発芽からではなく受粉してからスタートしていると考えられます。

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