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ものの溶け方と重さの変化を見てみよう!

1 はじめに

 ものが水に溶けると、ものそのものがなくなったように見えます。しかし、ほんとうになくなってしまったのでしょうか。そこで、重さに注目してみました。実際にものが溶けていく様子を観察しながら、重さがどのように変化していくかも同時に見てみましょう。

2  準 備

フィルムケース
ラジオペンチ
カッターナイフ
くぎ
電子てんびん(0.1gまで測定できるもの)
ビーカー
あめ(着色料を使用しているもの)

3  方 法

(1)特製容器を作る

@  カッターナイフをガスバーナーなどで熱し、フィルムケースを底から2.5cmの幅に切る。
A  熱したくぎで、ケースの底と横(三つ)・ふたの中央(一つ)に適当な大きさの穴を開ける。


  →    →  

(2)実験の準備をする

@  あめを穴からこぼれない大きさに割り、特製容器に入れる
 
特製容器が水に浮いた状態にするために、フィルムケースのふたで重さを調節します。
(参考:あめの重さが約0.7gまではふたなしで、約1.5gまではふたをつけてください)
A  水を入れたビーカーと特製容器を電子てんびんの上に置き、重さを量る。

    

(3)実験を行う。

@  あめの入った特製容器をビーカーの中に浮かせる。

A  あめの溶ける様子と電子てんびんの目盛りを観察する。
→ ?
         

4  結 果

 特製容器の穴からあめが水に溶けていく様子を見ることができます。 
 電子てんびんの目盛りの数字はいつまでたっても変化しないことが確認できます。
→
 重さが変化しないことから、溶けたあめがなくなったのではなくて、見えなくなっただけであることが分かります。
    


5  先生方へ 

 小学校5年「もののとけ方」の単元でご利用ください。
 特製容器を切ったり穴をあけたりするときには、やけどやけがをしないように十分注意させてください。
 実験に使うあめを割るときは、容器の穴から出ない程度になるべく小さくすると早く溶けます。色は赤色が観察しやすいです。
 長時間観察をする場合には、水の蒸発を防ぐためにビーカーにラップをかけるなどの工夫をしてください。
 特製容器の中に入れるあめが1.5g以上(容器の素材によって違います)になると沈んでしまうので、容器全体の浮力を大きくする工夫をしてください。

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