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さおばかりを作ろう


1 ねらい

てんびんの学習を発展させるために、自作のさおばかりを作り、つりあいの考え方を応用してみる。


2 材料

木のぼう、たこ糸、ジュースの缶(350ml)、プリンカップ、針金、小石、粘土、上皿てんびんの分銅
3 作り方
(1)さおばかりの左のうでの長さを短くして、木のぼうをつりさげる位置を決める。
   --------左のうでを短くするのは、重さの目盛りをつける右のうでを長くするためである。

(2)物質をぶらさげる位置(プリンカップ)を左のうでのはしの方に決める。
(3)小石を針金で左のはしの方に固定する。
    ---------左のうでの長さを短くした分、左のうでの重さを重くする。

(4)重りの役目である350ccのジュースの缶の中に粘土をつめ、少し、重くする。



(5)(3)の左のうでの状態で、(4)の重りを右のうでにのせ、水平につりあう所を0gとする。

  ----------つまり、この状態が、何も物体を左のプリンカップにのせない状態で、重さが0gを表すことになる。




(6)目盛りのつけ方は、左のうでのプリンカップの中に、上皿てんびんの分銅を、10gずつのせていき、右のうでに10g、20g、30g・・・・と目盛りを書いていく。

(7)左のうでのプリンカップに重さをはかりたい物質をのせる。





(8)右のうでの350ccのジュースの缶である重りを水平につりあう位置まで動かす。

(9)その目盛りを読む。図では、60gとなる。

(10)完成





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