back |
身近なもので電池を作ろう
1 はじめに
身近なものを使って電池を作ることができます。炭やくだものを使って電池を作ってみましょう。
2 炭電池を作ろう
(1) 準備
・備長炭 1本 | |
・キッチンペーパ- | |
・アルミホイル | |
・導線 2本 | |
・モーター | |
・プロペラ | |
・フィルムケース | |
・食塩 |
(2) 実験方法
@ | フィルムケースの上にモーターとプロペラをセットします。 |
A | 水150mlに食塩約50gをよく溶かします(少し溶け残ります)。 |
B | 備長炭にキッチンペーパーを巻きます。 |
C | Aの食塩水をキッチンペーパーが十分にぬれるようににかけます。 |
D | キッチンペーパーにアルミホイルを巻き、密着させます。 |
※アルミホイルをキッチンペーパーよりも小さくして、備長炭にアルミホイルがふれないようにします。 | |
E | 1本の導線でアルミホイルとモーターをつなぎます。 もう1本の導線で備長炭とモーターをつなぎます。 |
(3) 結果
プロペラがくるくると回ります。 5分ほどしたらプロペラが止まりました。 電流の大きさを測ってみると、最初は0.3アンペアありましたが、時間がたつとどんどん減ってきました。 5時間後に測定してみると、わずかに電流は流れていました。 |
しばらくしてアルミホイルをめくると、アルミホイルにたくさんの穴が開いていました。 |
3 くだもの電池を作ろう
(1) 準備
・銅板 1枚 | |
・亜鉛板 1枚 | |
・導線 2本 | |
・電子オルゴール | |
・紙コップ | |
・くだもの(リンゴ・スイカ・レモンなど) | |
(2) 実験方法
@ | 電子オルゴールの音を響かせるために、紙コップに電子オルゴールをはりつけます。 |
|
A | 導線で電子オルゴールの一方の線と銅板をつなぎます。 もう一方の電子オルゴールの線には、亜鉛板をつなぎます。 |
|
B | くだものに銅板と亜鉛板を差し込めば、電池の完成です。 |
(3) 結果
リンゴ電池 |
電子オルゴールからメロディーが流れてきます。 他のくだものや、水道水、酢、みそ汁でもメロディーが流れました。 いろいろなもので試してみてください。 |
* 注意
back |