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ゴムで動くおもちゃ


1 はじめに

    ゴムの性質せいしつ利用りようしたおもしろい動きをするおもちゃを作ってみましょう。

2 準備じゅんび


   ざい りょう : ゴム・紙コップ・ねん土


   道 具 : じょうぎ・せんまいどおし・糸・ねん土板

         色えんぴつやマーカーなど色をつけるもの

         り紙

3 方法



  1 紙コップのフチから約1pくらいの所に,

    せんまいどおしであなを左右2カ所にあけます。


  2 あなは飲み口のいちばん長い部分(直径ちょっけい)に

    なるようにまっすぐ一直線にあけましょう。


  3 あなにむすび目をつくった輪ゴムをとおします。

    ゴムをとおすときは,糸を上手につかうと

    とおしやすいですよ。


  4 ゴムをとおしおわったようすです。

    おなじようにできたかな。


  5 この輪ゴムにまるくしたねん土をとりつけます。


  6 なかみが完成かんせいしたようすです。

    上手にできましたか。

    あとはコップにすきな絵をかいたり,

    折り紙をはりつけたりしてみましょう。

    上手にかざりがつけられるかな。


4 結果

  では,じっさいに動かしてあそんでみましょう。

  動かし方は次のとおりです。

  1 コップをもって全体をゆっくりと後ろに動かします。

    この時に,コップをもち上げてはダメですよ。気をつけてね。

  2 しずかに手をはなしてみましょう。おもしろい動き方をしますよ。


  ビデオで動きを見てみましょう。

  まずさいしょにかんせい品の動きです。


  次に,とうめいコップでなかみが見られるようにしたものです。

  どうして動くのかな。

  中にあるねん土の動きを見てみましょう。


5 留意りゅうい

どうして動くのでしょうか。

  後ろに動かすと,輪ゴムがねん土の車輪しゃりんによってねじれます。

  そのねじれが元にもどろうとすることによって,おもちゃは前に動きます。




注意点

  1 あまりねん土を重くしすぎると,上手に回転しません。
   通常つうじょうのコップ(200ml)の大きさであれば,直径が約3p程度ていどがちょうどよいです。

  2 ねん土がある程度,乾燥かんそうするまで待ちましょう。
   いきおいよく後ろに動かすと,ゴムとねん土がはがれてしまい,上手に回転しません。



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