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じしゃくを使ったおもちゃづくり
はじめに
生活の身近にあるじしゃく。くっついたり反発したり・・・そんなじしゃくの性質を利用した楽しいおもちゃを作ってみよう。 |
その1 「ぼうを登るテントウムシ」
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1 用意するもの | |
<材料> 塩ビパイプ(水道管:内がわの直けい16o、長さ50pくらい)、ゴムせん じしゃくつきばんそうこう、弁当用しょうゆさし、紙、ビニルテープ <道具など> はさみ、ボンド、油性のカラーペン |
2 作り方 | |||
@ | うきを作ります。 じしゃくつきばんそうこうのじしゃくをはがし、しょうゆさしの下の方にボンドでくっつけます。 |
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A | テントウムシを作ります。 じしゃくつきばんそうこうのじしゃくをもう1つはがし、紙にかいて切り取ったテントウムシの絵のうらがわにボンドではりつけます。(頭の方につけます) じしゃくの向きは、しょうゆさしのじしゃくとくっつくようにします。 |
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B | おもちゃを組み立てます。 塩ビパイプの片方にゴムせんをし、上から5pくらいのところまで水を入れ、その中にじしゃくのついたしょうゆさしを入れてゴムせんをします。 水がもれないようにゴムせんと塩ビパイプをビニルテープで固定します。 塩ビパイプを立て、じしゃくをつけたテントウムシをくっつけてできあがり! |
3.おもちゃのしくみ |
塩ビパイプに入っているしょうゆさしはパイプの中の水に浮いています。 パイプの外のテントウムシは、しょうゆさしのじしゃくとパイプをはさんでくっついています。 このじょうたいで、パイプをさかさまにすると・・・(右の図の中にカーソルを動かしてみよう) しょうゆさしは水にうくので上の方に動いていきます。 そうすると、それにくっついているテントウムシもいっしょにパイプを登っていきます。 |
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その2 「ジキミドリ(磁気見鶏)」
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1 用意するもの | |
<材料> じしゃく(リング型のもの1個、丸型のもの4個)、針金ハンガー、糸、画用紙 <道具など> ペンチ、ハサミ、セロハンテテープ、両面テープ |
2 作り方 | |||
@ | スタンドの部分を作ります 針金ハンガーを曲げてAのようなスタンドを作ります。○の部分は、セロハンテープで固定します。 リング型のじしゃくを糸でつるし、Bのようにつり下げます。 このときに、じしゃくがスタンドの輪の中心にくるようにBの赤線の部分を曲げて調節します。 じしゃくの高さは、机から2pくらい浮き上がるようにCのように針金に巻いて調節します。 |
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A | とりを作ります。 紙を二つ折り(1辺が10pくらい)にし、とりの絵をかきます。…A 線にそって、はさみでていねいに切り抜きます。…B つり下げてあるじしゃくに両面テープなどで両側からはりつけます。…C |
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B | スタンドにじしゃくをセットします。 最後に、スタンドの輪になっている部分にじしゃくをくっつけたらできあがり! |
3 遊び方 |
つりさげたとりをかるくゆらしてみましょう。 とりの中にあるじしゃくとスタンドの輪についているじしゃくが引きよせあったり反発しあったりすることによって、とりがあっちを向いたりこっちを向いたり…おもしろい動きを始めます。 輪についているじしゃくの位置や向き・数を変えてみましょう。 とりの動きが変わってきます。 とりに自分の好きな色をつけたり、とりのかわりに他の動物や乗り物などにしてみたりしても楽しいです。いろいろ工夫して遊んでみよう。 |
じしゃくには、 「鉄を引きつける」 「S極とN極があり、同じ極は反発し合い、ちがう極は引きつけあう」 「はなれていても力がはたらく」 など、いろいろなとくちょうがあります。このとくちょうを利用して、ほかにも楽しいおもちゃを考えてみましょう。 |
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