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音は空気の振動だ!
1 ねらい
空気中では、音は空気の振動によって伝わっていく。しかし、このことをなかなか実感することはできない。そこで、空気砲を作って実験してみる。
2 準 備
段ボール(ミカン箱くらい)、ガムテープ(布)、カッターナイフ、コンパス
ペットボトル、ラップ、輪ゴム、線香、ろうそく
3 作り方
(1)段ボールで作る空気砲
@段ボールを組み立て、空気もれのないようにガムテープでしっかり止める。
A1つの面にコンパスで直径10〜15pの 円を描く。
Bカッターナイフで、円を切り取る。
C段ボールをたたくと、「ドン」という音と同時に空気の振動波が飛んでいく。
(2)ペットボトルで作る空気砲
@ ペットボトルを右の図のように切る。
A切った面にラップをつけ、輪ゴムで止める。
Bラップの部分を指ではじくと、口から空気の振動波が飛び出す。
※段ボールに比べると迫力はないが、先が縮まっていて空気が凝縮された形で飛ぶので、2mはとぶ。
4,実験の様子
はなれたろうそくに向かって、空気砲を打とう。
段ボールなら5mくらい、ペットボトルなら2m離れてもとどく。
箱の中に煙を入れれば、空気の振動波を見ることができる。線香の煙を箱の中にため、側面をたたけば、振動波が煙となって飛んでいく。この時、振動波が渦輪となってとんでいくことが観察できる。
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