back


シャボン膜の不思議

1 はじめに

  ここにあるような作り方で,シャボン玉液を作ることができます。
  では,この作ったシャボン玉液を使って,シャボン膜の不思議な実験をしてみましょう。


2 準備


用意するもの


  シャボン玉液作成用材料 : 台所用液体洗剤(界面活性剤入り)

                    透明な合成の洗濯のり(P.V.A系)

                    グリセリン 水(できれば蒸留水)

  洗濯ものかけ用針金入りハンガー(2個)  洗面器

  千枚通し  木綿糸  毛糸 ガラス棒






3 方法


 1 ここにある方法でシャボン玉液を作ります。

 2 シャボン玉液をつける道具を作ります。

(1) 洗濯ものかけ用ハンガーの,竿にかける部分を伸ばします。 (2) 服をかける部分を引っ張り,全体を丸くさせます。 (3) 全体をまるく整えましょう。机に置いたら平らになるようにね。

(4) 次に手で持つところを持ち上げ,木綿糸を結びつけます。 (5) 一本のみ結びつけたものです。 (6) もう一つ新しいハンガーの途中に輪を作ってみましょう。

(7) 上手に出来ましたか?
(8) 最後に,周囲の針金部分に毛糸を巻いて完成です。

 3 作ったシャボン玉液をつけて、シャボン膜を作ってみましょう。

    このビデオみたいにうまくできましたか。

4 結果

問題 このシャボン膜の半分(矢印の部分)を
     割ってしまったら,糸はどうなるのでしょうか。
     画像の上にマウスをもっていってみてください。
答え 下のビデオを見てみましょう。

                どうしてこうなるのでしょうか。   ここをクリックしてみてね
                                                      (簡単な解説です。)

問題 輪の中のシャボン膜(矢印の部分)を割って
     しまったら,糸はどうなるのでしょうか?
答え  下の■にマウスをもっていきましょう。
   


5 留意点

 ・シャボン液を作るときには,できるだけ泡立てないようにしましょう。
 ・ハンガーを加工するのは比較的簡単にできますが,針金がよじってある部分を
  しっかり閉じると,シャボン膜が上手にできるようになります。
 ・輪の中に張る糸の長さは,直径の1.1倍〜1.2倍程度がよい長さです。
 ・毛糸を巻き付ける量が増えると,シャボン膜の「もち」がよくなります。




back