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1 はじめに
私たちが店で買う食べ物の中には、「着色料」という薬品で色をつけているものがたくさんあります。
着色料には、植物や昆虫の体の色素など自然にある色を使った「天然着色料」と、色素でないものから合成して作る「合成着色料」とがあります。
この実験をすることにより、毛糸を染めることができるかできないかで、食べ物に使われている着色料が「天然着色料」なのか「合成着色料」なのかが分かります。
簡単な実験ですが、驚くことも多くて楽しい実験です。ぜひ、チャレンジしてください。
2 準 備
3 方 法
つけものやお菓子などを、小さく切って、ビーカーに入れ、約5倍の水を入れる。 |
茶さじ1杯の食酢を入れる。 |
なべに水を3センチほどはり、ビーカーを入れて毛糸に色がつくまで加熱する。
白い毛糸は、あらかじめ石けんなどで洗っておくとよい。 |
ビーカーから毛糸を取り出して、よく水で洗う。 |
4 結 果
マウスのカーソルを画像の上にあわせてください。実験結果があらわれます。 | ||
この他にも、いろいろな食べ物でためしてみましょう!!
5 児童の感想
☆ | とてもおもしろかった。こんなに簡単な実験で着色料が合成か天然かを調べることができるとは、知りませんでした。また機会があったらやってみようと思います。 | |
☆ | いつも身近に食べている食べ物に色を付けるとき、天然着色料と合成着色料のどちらかを使うことを初めて知りました。 | |
☆ | 食べ物を別の角度から見ることができたことを、うれしく思いました。まるで、絵の具で染めたみたいにカラーバリエーションがありました。 |
6 先生方へ
この実験は、水で洗っても毛糸の色が落ちない「合成着色料」が児童の印象に強く残ります。ぜひ家庭科や総合的な学習の時間などで扱ってみてください。
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