雪を作ってみよう

 はじめに
 みなさんは雪の結晶を見たことがありますか?愛知県では,あまり雪が降らないので,しっかりと見たことがない人が多いかと思います。そこで,きれいな雪の結晶を,ペットボトルの中で作って観察してみましょう。


 準備
・炭酸飲料用のペットボトル(500mL)
・はっぽうスチロール製のクーラーボックス
・消しゴム(サイコロ状に切っておもりとして使用)
・ゴムせん(No.6)
・つり糸(0.3号など,直径0.01mm以下の細い物)
・ドライアイス

 実験方法
(1) はっぽうスチロール製のクーラーボックスのふたの真ん中に,ペットボトルがぴったり入るくらいの穴を開けます。
(2) つり糸を60cmくらいと,消しゴムをペットボトルに入る大きさのサイコロ状に切ったものを用意し,つり糸の真ん中くらいに消しゴムを置き,ホチキスで固定します。
(3) ペットボトルに少量の水を入れてよく振り,水を捨てます。
 
(4) そして,ペットボトルの中に,息を吹き込みます。
(5) つり糸を取り付けた消しゴムを,ペットボトルの底に降ろします。(黄色い線のように、つり糸を降ろしましょう。)
(6) つり糸がピンとはった状態で,ゴムせんをします。
(7) ペットボトルをはっぽうスチロール製のクーラーボックスの中央に置き,3〜4cmにくだいたドライアイスを,その周りに入れます。
(8) ふたをして,20〜30分待つと・・・。

 結果
ペットボトルを斜め上から見下ろすと,きれいな雪の結晶ができているのが観察できます。
(マウスを写真に合わせると、拡大した写真を見ることができます。)


 先生方へ
・ドライアイスでやけどをしないように,軍手をはめて扱ってください。
・ちょっとした振動で,雪が落ちてしまうので,注意してください。