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押し花を作ろう

(実験をする場合には先生に必ず相談しましょう)

1 はじめに

電子レンジ加熱の特徴を利用すると,植物の乾燥標本が短時間に作成できます。自然乾燥に比べて短時間仕上げなので,色が残りやすいよさがあります。

2 特徴

植物をそのまま電子レンジ加熱すると,急速に乾燥しますが小さく縮みます。そこで,タイルなどのしっかりしたもので挟んでから加熱するのです。タイルのようなセラミックス板は固くて燃えないだけでなく,電子レンジで加熱されにくいよさがあります。

3 準備

 電子レンジ,タイル2枚,輪ゴム,厚紙(またはダンボール紙など),ティシュペーパー,ラミネートパウチの機械,ラミネートパウチフィルム,軍手,ピンセット(できれば切手用),はさみ,台紙,パンチ,リボン,その他

4 実験方法

ア 植物をティシュペーパーで挟み,さらに厚紙とタイルで押さえ,輪ゴムで固定します。
イ  電子レンジに入れ,強にして45秒〜2分程度加熱します。加熱が終われば直ちに取り出し,タイルを開いて熱と余分な水分を逃がします。やけど防止に軍手を使用。
ウ ピンセット(切手用が便利)を使い,ティシュペーパーから乾燥植物を丁寧に取り外します。
エ ラミネートフィルムに封入します。


5 参考文献

    小学館 「野外探検大図鑑」

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