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植物で笛を作ろう
−自然のもので、音の科学−

1 はじめに

 音は、物質が振動することによって生まれます。この原理を利用すれば、身近な植物でも簡単に笛を作ることができます。笛を作って吹くことで、振動と音の関係を、自分の体で実感してみましょう。

2 用意

 ・イタドリの茎
 ・ササの葉 →イタドリの葉でもいいのですが、柔らかいのでかなりのコツがいります。
→画用紙などの厚手の紙でも代用できます。


3 用意するもの

 ・せんていばさみ
 ・カッターナイフ
 ・はさみ


4 方法

   @ イタドリの茎の節と節の間をせんていばさみで切る(5〜10p)。
A 片方の端をカッターナイフで斜めに切る。
B ササの葉を差し込むすきまをカッターナイフで作る。
C ササの葉を、ちょうど穴をふさぐぐらいの大きさに切り、Bのすきまに差し込む。


5 結果

 上手に吹くと、音が鳴ります。(動画参照→イタドリで作った笛を吹く様子


6 先生方へ

 口で植物の笛を吹くと、はっきりと振動を感じることができます。また、笛の長さを変えることで、音の高さが変わることも耳で直接体感することができます。振動数と音の高さの関係を身をもって学習できる内容です。
 中学校1年「音」の単元での実験としても扱える内容です。
 なお、刃物を使用するので、けがには十分注意をさせてください。

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