3 授業での活用例
実際のタマネギの根端分裂組織などを用いて体細胞分裂を観察するときは、固定されているため染色体が動いている様子は確認できない。
したがって、このようなアニメーションを用いることで体細胞分裂の流れをイメージしやすくなる。
また、「START」、「STOP」ボタンを用いて、ポイントとなる場所で止めて、学習内容の説明を加えることもできる。ポイントを以下に示す。
(1)間期核内でのDNAの複製
G1(DNA合成準備)期、S(DNA合成)期、G2(分裂準備)期の説明
S期にDNA量が2倍になる。
(2)前期
染色体数の数え方
相同染色体や核相
(3)中期
紡錘糸が染色体の動原体に付着する。
(4) 後期
縦裂面から染色体が分離する。
(5)後期
細胞質分裂後、母細胞と同じ細胞が2個できる。