横須賀祭り(よこすかまつり) <始まり>江戸時代 <地域>知多
(山車) |
(どんてんの様子) |
<概要>
この祭りは横須賀町にある愛宕(あたご)神社の例祭で,9月28日前後の日曜日に行われる。最初のころは傘鉾(かさぼこ)祭りといって,大きな傘の下に鉾や長刀を飾り,これを先頭におはやしとともに町を練り歩いた。この傘鉾祭りは,寛文年間(1661〜73)に横須賀御殿にきた尾張藩主の徳川光友に披露するために行われたとされる。これが江戸末期に山車となった。現在5台の山車がある。その山車にはからくり人形が載せられ,要所要所で披露される。また,「どんでん」と呼ばれる山車の回転が交差点で行われ,回転中には紙吹雪が舞う。夕方にはちょうちんで飾られ,昼間とは違った趣がある。
<学習のポイント>
江戸時代に作られたからくり人形の素晴らしさから,江戸時代の技術の高さについて深く調べたい。
<見学のポイント>
要所要所で披露されるからくり人形のからくりの素晴らしさをぜひ実際に見ておきたい。
<参考資料>
「ザ・尾張シリーズ 第2集 尾張のまつり」
<問い合わせ先>
東海市役所(0562)33-1111