武豊のみそ・たまり(たけとよのみそ・たまり) 〈始まり〉江戸時代  〈地域〉知多 
みそ蔵の様子 樽の上部の様子

〈関係地〉武豊町里中地区
〈概要〉
 知多半島は,半田・常滑など古くから醸造業の盛んな町が多い。 武豊町においても,温暖な気候と良質な水に恵まれ,江戸時代より醸造業が行われていた。 特に,明治時代に入ると,早くから鉄道が敷かれ,港が整備されたことから,輸入大豆を利用した,しょうゆ・みその製造が盛んとなった。
 現在ほとんどの味噌・しょうゆが脱脂大豆を原料とし3か月ほどの温醸速醸で作られているのに対して,武豊では昔ながらの製法を守り, 3年もの月日をかけ天然醸造を行い,味噌・たまりを作り続けている企業もある。

〈学習のポイント〉
 武豊で味噌・たまり作りが盛んになっていった歴史的な背景をとらえる。
 現在,味噌・たまり作りにおける苦労や努力を調べてみたい。
 日本で多く造られている味噌・しょうゆと武豊で造られている味噌・たまりの違いを調べてみたい。

〈参考資料〉
 「尾張の商業はいま」「尾張の工業はいま」

〈問い合わせ先〉
 
 武豊町商工会 (0569) 73-1100 http://www.taketoyo-sci.or.jp/
 武豊町歴史民俗資料館 (0569) 73-4100

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