どぶろく祭り(どぶろくまつり) 〈始まり〉室町時代 〈地域〉知多
御神酒どぶろくのふるまい(長草神社) 猩々(しょうじょう)

〈関係地〉大府市長草町 長草神社(JR東海道本線大府駅より知多バス長草バス停下車徒歩3分)
〈概要〉
 長草神社で毎年2月の第4日曜日に行われ,500年もの歴史をもつ奇祭である。現在は,市の無形民俗文化財に指定されている。
 その昔,神田で収穫した米からどぶろくを造り,祭礼の時神前に供え,無病息災を祈願したことに由来するといわれている。祭り当日は,氏子たちが醸造したどぶろくを神前に奉納し,その後一般の参拝客に振る舞われる。このどぶろくを飲むと,一年間無病息災で暮らせるという言い伝えがあり,市の内外から多くの参拝客が訪れる。
 また,この祭りには猩々(しょうじょう)という赤い顔をした想像上の動物が登場し,猩々が手に持つ青竹で頭をたたいてもらうと子供たちは頭が良くなり,お年寄りは無病息災で長生きできるという言い伝えがある。 

〈学習のポイント〉

 どぶろく祭りの由来について調べてみよう。
 どぶろく作りの伝統がどのように引き継がれているのか調べてみよう。

〈参考資料〉

 「大府市誌」「知多半島が見えてくる本」

〈問い合わせ先・ホームページ〉

 大府市観光協会 0562-47-2111 http://www.obu-kankou.gr.jp/
 長草自治区事務所 0562-44-3164 

愛知エースネットへ     トップへ