妙興寺(みょうこうじ)  <時代>室町時代  <地域>尾張 
  
  
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    | 勅使門(国指定重要文化財) | 仏  殿 | 
<所在地> 一宮市大和町妙興寺(名鉄本線妙興寺駅下車徒歩5分) 
<概要>
妙興寺は,中島郡中島村(現一宮市萩原町中島)の領主の子であった滅宗宗興(めつしゅうそうこう)を開山とする臨済宗妙心寺派の寺院である。寺領は最盛時には367haもあった。南北朝時代には,尾張における北朝勢力を代表していた。うっそうとした樹林に包まれた境内には,勅使門,竜王池,山門,仏殿が一直線に並んでいる。境内全域が県指定史跡となっている。「妙興寺文書574点」(県指定文化財)など,日本中世史研究の貴重な資料が多い。
<学習のポイント>
南北朝について,調べてみよう。
<見学のポイント>
勅使門は創建当時から今に残る国指定重要文化財である。1353年(文和2)に後光厳天皇よりたまわった「国中無双禅刹(こくちゅうむそうぜんさつ)」の額が掲げられている。
 
<問い合わせ先>
一宮市博物館 0586-46-3215
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