円福寺(えんぷくじ) <時代>江戸時代 <地域>尾張
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円福寺観音堂 |
木造不動明王立像 |
木造毘沙門天立像 |
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(春日井市教育委員会提供) |
<所在地>
春日井市白山町9-1-3(東名春日井ICより車で10分)
<概要>
現在の建物は,1657年(明暦3)の棟札のあることから,建立はこのころとみられる。寄棟(よせむね)造りで市内では近世初めの代表的な建築物で市の指定文化財になっている。堂の中には,御本尊(ごほんぞん)を祭る立派な厨子(ずし)の両脇に,12世紀ころのものと推定される,木造不動明王立像(もくぞうふどうみょうおうりゅうぞう),木造毘沙門天立像(もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)の二像が安置され,共に市の指定文化財になっている。
<学習のポイント>
円福寺の縁起は,約1200年前の養老年間にさかのぼると伝えられている。また,寺の前の低地一帯は,その昔は海であったと言われている。
<見学のポイント>
この地にまつわる有名な「八百比丘尼」(はっぴゃくびくに)の伝説がある。裏山のほら穴の近くに,八百比丘尼木像があったという。
<参考資料>
「春日井市史」・「春日井の歴史物語」・「春日井の地名物語」
<問い合わせ先・ホームページ>
春日井市内の文化財 http://www.city.kasugai.lg.jp/bunka/bunkazai/shinai/index.html
春日井市名所自慢 http://www.city.kasugai.lg.jp/sangyo/kanko/464/index.html
春日井百景 http://www.city.kasugai.lg.jp/machi/keikan/hyakkei/bzone/index.html
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