下街道(したかいどう) <時代>江戸時代 <地域>尾張
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鳥居松の下街道 |
春日井郷土館 |
<所在地>
春日井市鳥居松町8丁目 (JR春日井駅から北に徒歩20分)
<概要>
下街道は日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説のある古くからの道で,名古屋城から大曽根,春日井市に入り,勝川・坂下・内津から,池田(多治見),釜戸(瑞浪市)を経て中山道大井宿の手前,追分(恵那市)で中山道に出た。この経路は現在の県道内津・勝川線とほぼ一致している。下街道は,幕府や尾張藩が指定した街道ではないので,本陣・一里塚はなく,正式な宿場もない脇道であった。下街道は,庶民の道として江戸時代を通じてにぎわった。
<学習のポイント>
東海道と中山道に挟まれた春日井は,この道を結ぶ二つの街道,上街道(うわかいどう)と下街道があった。上街道は名古屋の清水から北へ進み,庄内川を味鋺で越え,春日井原を通り,小牧・善師野・土田の三宿を経て中山道に出た。上街道は,道の両側に松並木や一里塚も作られ,幕府の五街道に劣らないほど整備されていた。
<見学のポイント>
鳥居松の下街道沿いは,古くからの商店街があり,にぎわいをみせていた。現在も4と9の付く日に「四九の市」が開かれている。また,通りに春日井郷土館があり,下街道の紹介もされている。
<参考資料>
「春日井の歴史物語」・「下街道」
<問い合わせ先・ホームページ>
春日井市 http://www.city.kasugai.lg.jp/index.html
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